和上ホールディングスは2月15日、カーボンニュートラルに関心のある従業員数300人以下の中小企業経営者を対象に実施した「企業のカーボンニュートラルに対する取り組み」に関する調査の結果を発表した。

「中小企業もカーボンニュートラルに対する取り組みは行うべきだと思いますか?」という質問では、「とてもそう思う」が36.7%、「ある程度そう思う」が58.9%で、9割以上が取り組みを行うべきと回答した。

その理由については、「少しでも地球温暖化対策になるから」と回答した人が69.8%と最も多かった。これに、「企業として脱炭素社会に貢献すべきだと思うから」が56.8%、「企業の信頼性やイメージ向上に繋がるから」が33.8%、「電力コストの削減ができるから」が33.1%と続いている。

  • 左:中小企業もカーボンニュートラルに対する取り組みは行うべきだと思いますか? 右:中小企業もカーボンニュートラルに対する取り組みを行うべきだと思う理由 引用:企業のカーボンニュートラルに対する取り組みに関する調査(和上ホールディングス)

一方で、「企業として何かカーボンニュートラルに関する取り組みを行っていますか?」と実際の取り組み状況に関する質問をしたところ、「はい」は40.2%、「いいえ(検討中)」50.6%、「いいえ(検討もしていない)」9.2%と、取り組みは行っていない企業の方が多いという回答結果になった。

  • 企業として何かカーボンニュートラルに関する取り組みを行っていますか? 引用:企業のカーボンニュートラルに対する取り組みに関する調査(和上ホールディングス)

「カーボンニュートラルに取り組んでいない(検討中)理由として、近いものを教えてください」と聞くと、「具体的な取り組み方法がわからないから」と回答した人が54.3%と最も多かった。これに、「コストがかかりそうだから」が34.2%、「カーボンニュートラルについてあまり知識がなかったから」が33.2%となっており、わからないまたは知識がないことが理由として多く寄せられた。

そのため、「取り組んでいない理由が解消した場合、取り組んでみたいと思いますか?」という質問では、「積極的に取り組んでいきたい」が26.7%、「ある程度は(できる範囲で)取り組んでいきたい」が69.8%という結果に。9割以上が、コストなどの問題が解消された際は、カーボンニュートラルに関する取り組みに対して前向きに検討したいと思っていることが判明した。

  • 左:カーボンニュートラルに取り組んでいない(検討中)理由として、近いものを教えてください 右:取り組んでいない理由が解消した場合、取り組んでみたいと思いますか? 引用:企業のカーボンニュートラルに対する取り組みに関する調査(和上ホールディングス)