NTTビジネスソリューションズ、西日本電信電話(以下、NTT西日本)、エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト、メディアリンクス、朋栄の5社で発足した「遠隔編集サービス共創プロジェクト」は10月24日、放送局および番組制作会社の協力を受けて遠隔編集サービスの実証実験を実施し、同サービスのリモート環境下での安定した操作性と、映像編集業務における適合性を確認したことを発表した。

なお、同プロジェクトに参加した放送局および番組制作会社は朝日放送テレビ、愛媛朝日テレビ、中京テレビ、ytvNextryの4社だ。

遠隔編集サービスとは、NTT西日本グループが展開するデータセンター上の編集サーバに編集作業者がリモート接続し、映像編集が実施できるサービス。サーバ上で編集した映像はIP伝送装置「MDP3020」にてIPネットワーク上で伝送が可能な形式(JPEG XS)に変換し、遠隔地のモニターに表示できる。

これにより、従来はオフィス環境で実施していた編集作業について、自宅や出先などでも実施可能となるため、編集者は自宅から編集作業を行い、ディレクターはオフィス環境で高精細映像確認を実施するなど、作業場所を問わない新たな働き方を支援するという。

  • 遠隔編集サービスの模式図

    遠隔編集サービスの模式図

遠隔編集サービス共創プロジェクトは、今回の各社との共同実験においておおむね良好な結果を得られたことを受けて、今後も放送局および番組制作会社との連携を広げながら番組制作の課題解決に資するサービスについて検討を進め、サービスの事業化を目指すとしている。