サイボウズは8月4日、沖縄電力の「kintone(キントーン)」活用事例を公開した。

沖縄電力は、グループウェアの刷新を機にkintoneを全社で導入した。情報システム部門による厳格なガバナンスを敷いた導入当初から段階的に市民開発を推進し、統制を保ちつつ現場主導で業務改善できる体制を確立したという。

  • kintone導入により、統制を保ちつつ現場自ら業務改善ができる体制を確立

    kintone導入により、統制を保ちつつ現場自ら業務改善ができる体制を確立

年間6万件の書類業務ゼロ、1万5,000時間の時間削減を実現

同社は、kintone導入に際して全従業員が日常的に使うワークフロー(申請業務)を全社活用の入り口としている。

導入の結果、承認のリードタイムが多くのケースで半分以下に短縮され、書類が出張中の上司の机で止まっているといった停滞の解消につながったという。その結果、年間6万件の書類業務がゼロになり、1万5,000時間の業務時間が削減された。

この仕組みはグループ会社にも展開され、グループ全体の業務効率化と一体感の醸成につながっているという。

電柱の建て替え工事の調整業務で年間300時間程度の作業時間削減

社内業務だけでなく、社外の関係事業者との調整業務でも、kintoneが活用されている。

電柱の建て替え工事において、以前は、電話で外部事業者との工事タイミングの調整を行っていたが、kintoneの社外関係者と情報共有できる連携サービスを使い、年間300時間程度の作業時間を削減した。

情報へのアクセス権をコントロールした状態で、社外の担当者と共同で進捗を確認・更新できるため、伝達漏れや行き違いによる手戻りが発生している状態が改善したという。