アジャイル開発を"音声"でサポートするアプリβ版 - 伊藤忠テクノソリューションズ

伊藤忠テクノソリューションズ(以下略、CTC)は9月28日、ソフトウェアのアジャイル開発を音声による情報共有でサポートするデスクトップアプリケーション「Team on Air」の製品化に向けたベータ版の提供を発表した。「Team on Air」は、テレワークによりアジャイル開発に必須なコミュニケーションが不足している現状に対応するため、プロジェクト進捗状況や最新のスケジュール情報を音声で配信し、情報の共有とコミュニケーションの活性化を図り開発環境の最適化を行うツール。アジャイル開発の現場で注目を集めている10人以下のチームで密接に連携し作業を進めていく"スクラム"や、プロジェクトを1、2週間の短期で区切り成果をまとめていく"スプリント"と呼ばれる開発スタイルに最適化された機能を提供する。

スプリント期間を登録することで、計画の立案、デイリーミーティング、成果のレビュー、作業内容の検討など、一連のスケジュールを自動設定し、毎日の予定を音声でメンバーに配信する。利用者は作業を中断せずに音声でプロジェクトの現状を確認が可能な他、インタビューでの報告や提供されるホットニュースによりメンバーとのコミュニケーションを深める効果も期待できる。同社のアジャイル開発の知見より生まれており、ベータテストを行いまがらアプリの製品化を目指し開発を進める。ベータ版はWindows版とMac版が用意されており、Webサイトから無料でダウンロードできる。