トッパン・フォームズは9月12日、金属製品が入った通い箱に貼っても一括で情報を読み取れるRFIDタグを開発、提供開始したことを発表した。

  • ラベル形状のRFIDタグ(左)と金属製品が入った通い箱に貼付したイメージ(右)

    ラベル形状のRFIDタグ(左)と金属製品が入った通い箱に貼付したイメージ(右)

同製品は、アンテナの改良によりRFIDタグが貼付された通い箱内部の金属の影響を緩和し、通い箱の荷山を一括で読み取ることが可能。連続生産が可能なラベル形状にすることで、低コスト化も実現したという。 アイシンに製品物流における改革ツールとして採用されたという。

通い箱は、自動車業界はじめ多くの製造業の生産現場で使われており、トッパンフォームズは今回開発したRFIDタグを中心にRFIDソリューションを広く展開することで、企業のDX化に貢献していく構えだ。

なお、同製品は、9月14日~16日に東京ビッグサイトにおいて開催される「第24回自動認識総合展」に展示予定だという。