TISインテックグループのTISは9月9日、伏見深草(京都府京都市伏見区)、喜多方(福島県喜多方市)、高槻(大阪府高槻市)の3地域の事業者と共に、XR(ARやVRなどの総称)技術を用いて、地域活性化を目的とした「リアル連動型XR×地域活性化 コンソーシアム」を設立したことを発表した。

このコンソーシアムでは、TISのXRサービスである「XR Campus」シリーズを活用した地域活性化に取り組む。その第一弾として、9月28日と30日に伏見深草エリアを舞台とした体験会形式の試行公開を実施する。

  • コンソーシアムの役割と構想

    コンソーシアムの役割と構想

TISのXR Campusシリーズは、デジタル空間でのコミュニケーションを実現するXRソリューションの総称だ。現在は「XR Campus – イベント」と「XR Campus – ツアー」の2種類のサービスを提供している。

XR Campus – イベントでは、イベント会場を模したバーチャル空間内を自由に回遊しながら、参加者同士または現地会場にいる人と相互にコミュニケーションを行えるハイブリッドイベントが実施できる。アバターとして空間内を移動し、リアクションや音声でコミュニケーションが可能なため、会場の活気や賑わいなどイベントの雰囲気を実感できる特徴がある。

一方のXR Campus – ツアーは、話者の説明を聞きながら見学やツアー体験ができるサービス。ガイドアバターの説明にリアクションできるだけでなく、アバターが自動的にガイドに追随して移動するため、操作に不慣れでも会場を回遊できるのが利点だ。

今回コンソーシアムに参加する3地域は、認知度はあるものの特定のスポットに観光客が偏っており、複数ある観光資源を活用できていない課題を抱えていた。そこで、地域の魅力向上や活性化に向けて、TISはXR Campusシリーズを活用したバーチャル体験による地域活性化を企図して、コンソーシアムの設立に至ったとのことだ。

  • バーチャル伏見の体験イメージ

    バーチャル伏見の体験イメージ