TISは9月7日、API公開や管理の検証作業にいち早く着手することが可能になるAPIプラットフォーム技術検証サービスの提供を開始することを発表した。

同サービスは、TISのAPIプラットフォームを利用してAPI開発や公開後の管理を検証することができるというもの。同サービスの利用により、多大な時間・労力を要するAPI化の計画立案や環境準備に手間をかけることなく、API公開や管理の検証作業にいち早く着手可能になるという。

同社のAPIプラットフォームは、API管理やユーザ認証、ログ監視などAPI公開に必要な機能を標準で備えているため、安心してAPIの開発や技術検証に注力して、他企業や他システムと連携した新たなビジネス創出に取り組むことができるという。

提供されるサービスは「PoC環境提供」「PoC用ドキュメント提供」「検証支援(問合せサポート)」の3つ。操作手順書や検証チュートリアルなどのドキュメントの提供、環境接続や検証作業の技術支援も行うため、APIに詳しくない人や不慣れな人でも自分自身で検証を進めることができるという。技術検証後、検証用プラットフォームを本番用として利用したい顧客には、同様の顧客用プラットフォームを提供するという。

機能としては「API統制管理」、「ドメイン間ユーザー認証連携」、データ仲介・流通制御・トレーシングなどのセキュリティ機能を備えた「ログ監視・分析」が提供される。