AMDは8月16日(米国時間)、オンラインイベント「together we advance_PCs」を米国東海岸時間8月29日午後7時(日本時間の2022年8月30日午前8時)にAMD YouTubeチャンネルおよびAMD Webサイトにてライブ・ストリーミング配信形式で開催すると発表した。リプレイについては、AMD.com/Ryzenにアクセスすれば、イベント終了から数時間後より視聴可能だという。

同社の会長兼CEOのLisa Su氏、CTO兼EVPのMark Papermaster氏、およびその他のAMDの幹部が、次世代Ryzenプロセッサを公開し、それに搭載される最新のZen 4アーキテクチャと、次世代の高性能デスクトップPCを支えるAM5プラットフォームに関して説明するという。このプラットフォームはDDR5およびPCIe Gen5といった高速通信規格に対応しているとされる。

AMDは「together we advance_PCs」にて発表するプロセッサのモデル名について明らかにしていないが、AM5に言及していることや、Zen 4アーキテクチャを採用した次世代Ryzenプロセッサ「Ryzen 7000シリーズ」を2022年秋に市場へ投入予定であることをすでに発表していたことなどを総合的に考慮すると、このRyzen 7000シリーズの詳細が発表される可能性が高いと業界関係者は見ている。

なお、AMDは、業界トップで競合のIntelには、売上高でまだかなりの差があるものの、時価総額ではすでにIntelを抜いており、間もなく発表される次世代プロセッサの本格投入により、新製品の発売が遅れているIntelに市場シェアでどこまで迫れるか注目される。