クボタは7月7日、同社が米国で提供するサービスエンジニア向けスマホ用農業・建設機器故障修理サポートアプリ「Kubota Diagnostics(クボタ ダイアグノスティクス)」のアップデートを行い、米国ではメジャーな中型トラクタM5シリーズでもアプリ使用が可能となったことを発表した。
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「Kubota Diagnostics」(同社資料より)
「Kubota Diagnostics」は、同社製造の農業・建設機器の故障時に運転席に表示されるエラーコードや異常発生状況から故障箇所を特定する「診断フロー」機能及び、最新情報の提供、3DモデルやAR(Augmented Reality)技術を活用した故障個所のガイダンス表示機能などを利用できるエンジニア向けのアプリケーションで、2020年より米国でコンパクトトラックローダを対象に利用が開始され、機械停止時間の削減に貢献している。
アップデートに合わせて米国販売の中型トラクタの代表機種である92馬力から105馬力のM5シリーズを対象製品に適用し、更にサポートサービスの充実を図る。同社は今後も、利用対象製品や地域の拡大を目指しアプリケーションの開発を進めていくという。
