凸版印刷とHataLuck and Person(以下、HataLuck)は4月12日、流通および小売業界におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションの開発に向けた資本業務提携契約を2022年3月に締結していたことを発表した。

  • 凸版印刷とHataLuckのロゴ

凸版印刷はリアル店舗におけるセールスプロモーションのノウハウに強みを持ち、また、HataLuckはストア店員が日々利用する「はたLuck」のデータや、データの分析情報を有する。両者は今回の提携により、互いのアセットを組み合わせることで、リアルとデジタルの双方からアプローチするリアル店舗支援型のマーケティング事業を展開する予定だという。

具体的には、「はたLuck」などから得られた販売促進活動のデータとその分析結果を流通およびメーカー企業に共有し、各クライアントの販売促進活動における利活用を推進する。また、データ分析の結果に基づいた「はたLuck」のアップデート機能の開発や、さらなる販売促進活動の施策の計画立案を進める。

さらに、トッパングループが持つさまざまな業界に向けたDXサービスとの連携により、HATALUCKと新たなDXサービスや製品の開発につなげる予定としている。