OKIは2月9日、大規模オフィス向けIP-PBX(Intenet Protocol Private Branch eXchange)「DISCOVERY neo2」の販売を開始すると発表した。スマートフォン、ソフトフォン、Microsoft Teamsなどのモバイルコミュニケーションツールと連携することでリモートワークにおける電話対応業務の負荷を低減し、ワークスタイル改革や業務効率化を支援するとのことだ。標準価格は1000ユーザーモデルで2800万円から。

同製品は発売から25年を迎えた「DISCOVERYシリーズ」の最新機種となる。オンプレミス製品ならではの機能はそのままに、リモートワーク環境における同社のスマートフォンアプリやPCソフトフォンアプリを用いた内線通話、さらにはMicrosoft Teamsとの連携など、リモートワーク環境における電話業務を支援する各種機能を新たに追加した。

  • 「DISCOVERY neo2」の外観

同製品ではリモートワーク環境における電話業務に対応するために、遠隔地から代表電話に応対できる機能を備える。また、遠隔地からでも終業ガイダンスや夜間受付窓口への自動転送切り替えなどを行える。

さらに、スマートフォンアプリやPCソフトフォンアプリから、内線などでの連絡先検索時に相手の出社状況や通話状況を確認可能だ。通話中や会議中など相手が電話できない状況においては、チャットによる連絡も可能となる。加えて、Microsoft Teams導入企業であれば、ゲートウェイ接続により同製品の内線電話として利用できるという。