日産自動車は2月8日、2021年度第3四半期決算説明会において、登壇したアシュワニ・グプタ最高執行責任者(COO)が、欧州向けのエンジン開発を終了したことを明らかにした。

欧州では、EU加盟国が新たな排出ガス規制「EURO7(ユーロ7)」の導入を2025年にも導入する予定で、これにより自動車の二酸化炭素(CO2)排出量を現行の規制「EURO6(ユーロ6)」以上に制限することが求められるようになる。もし、この排出規制に違反した場合、販売された1台ごとに罰則金が課されることとなることもあり、欧州向けガソリンエンジン車をユーロ7以降は作らないことを決めたという。

ただし、ユーザーや市場として、ガソリンエンジン車が求められる分野があることから、そうしたところには引き続きガソリンエンジン車を供給するとしてもしている。

なお、同氏は持続可能な未来に向けてギアをシフトしていくとしており、電動化戦略を一層推進し、全固体電池や新たな電気自動車(EV)プラットフォームなど、ゲームチェンジャーとなる革新的な技術を搭載するなど、ユーザーに高い価値を提供していくとしている。