デル・テクノロジーズは1月12日、「エグゼクティブ ブリーフィング&ソリューション センター」を、同社の本社がある(東京都千代田区)「Otemachi One」17階にオープンしたことを発表した。

  • エグゼクティブ ブリーフィング&ソリューション センター

    エグゼクティブ ブリーフィング&ソリューション センター

「エグゼクティブ ブリーフィング&ソリューション センター」は、顧客やパートナーとのイノベーションを共創する場としてオープンしたもので、「ブリーフィングルーム」「ショーケース」「CSCデーターセンター」の3つのエリアで構成される。

「ブリーフィングルーム」では、顧客のニーズに応じて適したエンゲージメントの実施を行う。大・中・小の16部屋があり、エグゼクティブ向けの「エグゼクティブ ブリーフィング」では、オンライン/オンサイトを組み合わせ、世界中から社内専門家を交えて、数々のビジネステーマについて深い議論を行うという「テクニカル ブリーフィング」では顧客のニーズに応じた製品を、実際のデモを通じて紹介するという。

「ショーケース」では、「デジタル トランスフォーメーション」「Edge/5G」「Work from Anyware」「Social Impact(サステナビリティー)」の4つのテーマ別のゾーンで構成され、パートナー企業と共同で各製品のエクスペリエンスを提供。最新製品の導入促進や顧客のビジネス上の課題および機会に対応するという。

「CSCデーターセンター」では、保有するサーバー、ストレージ、ネットワーク機器を無償で利用可能(PC 40台、サーバー50台、HCI 13台、ストレージ50台、スイッチ20台を常設)。顧客やパートナー企業が実際の稼働環境を事前に構築し、動作検証やパフォーマンス試験が行える。各種データベース専用ラボで各エキスパートが対応するほか、24時間のリモート接続により海外チームメンバーの知見を交えることができる。データーセンター内には、5Gの専用通信ラボとして「Open Telecom Ecosystem Lab」や「Dell Technologies AI Experience Zone」および「SAPコンピテンシーセンター」も併設している。