NTTデータ イントラマートは12月7日、Digital Process Automation Platform「intra-mart」のアップデート版（2021Winter版）を12月1日にリリースした。同製品ではローコード開発機能を強化し、「Accel Studio」を新機能として追加している。

  • 業務テンプレート一覧

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「Accel Studio」は、ローコード開発を素早く立ち上げ、資材の運用やアプリケーションの管理を補助するための新機能。intra-martの各種ローコード開発資材をまとめて「業務アプリケーション」という単位で作成・管理することで、簡便な業務アプリケーションの自動作成および一元管理を実現する。

業務シーンに最適なテンプレートを選択し、必要な項目を入力するだけでアプリケーションの自動作成ができるほか、アプリケーションを構成する各種ローコード開発資材をトップページのような使用感で管理可能。Accel Studioで作成したアプリケーションの各種設定やアプリケーションの改修が可能となり、その際の変更履歴も記録される。また、必要に応じてインポートやエクスポートを実行することや、管理するアプリケーションの公開範囲、一時閉鎖といった設定を柔軟に対応できるという。

  • アプリケーション管理画面イメージ

    アプリケーション管理画面イメージ

これにより、ゼロベースから作るハードルの高さとコストを低減できるほか、ユーザーがアプリケーションを作成する際のUI/UXの統一できる。加えて、ローコード開発資材をテスト環境から本番環境へ移行する際のコスト低減や公開範囲のチェックやメンテナンス時の閉塞など、メンテナンスコストの低減も実現するとしている。

そのほか、2021Winter版「intra-mart」では、コンテンツクラウド「Box」とBPM／ワークフローなどのintra-mart上の各種アプリケーションの連携機能が搭載された。社内外で取り扱うドキュメントの共有前後を含む業務プロセス全般を素早くデジタル化することが可能となる。