米Accenture(アクセンチュア)と米Splunkは11月2日(現地時間)、アクセンチュアの業界やテクノロジーに関する知識と経験をSplunkのプラットフォームテクノロジーと融合させる新しいビジネスグループを創設したと発表した。AI(人工知能)を活用したIT運用やセキュリティの自動化、インテリジェントサプライチェーンの実現などに取り組む。

アクセンチュアがログ解析ツール「Splunk」を活用して開発した、オペレーショナルインテリジェンス、業務オペレーション、ソフトウェア開発、セキュリティ監視に重点を置く数々のソリューションを活用する。

アクセンチュアのSplunkベースの「myWizard AIOpsプラットフォーム」を利用したコントロールタワー監視ソリューションでは、店舗レジからの売上報告、配送センターの在庫レベル、店頭在庫などの重要データを同期して、在庫と注文の精度を高めるとしている。

新しく創設したビジネスグループは、両社のパートナーシップを拡大するものであるといい、企業のビジネス全体のリアルタイムデータをより有効に活用し、IT運用、セキュリティ、サプライチェーンに関するプロセスを改善すると同時に、新たな収益機会を創出、確立できるようにすることを目指す。