Altairは8月31日、よりスマートでコネクテッドな世界のため、データ分析、AI、シミュレーション、HPCテクノロジーの融合の可能性を探求するオンラインイベント「Future.Industry Japan」を10月14日・15日に開催することを発表した。

同イベントは同社日本法人のアルテアエンジニアリングが、1999年より開催してきたユーザー会の流れを汲んだもので、2年に1回開催されてきた。今回は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を鑑み、オンラインでの開催とし、イベント名もグローバルシリーズとして「Future.Industry」にリニューアルすることにしたという。

同イベントの基調講演としては、Top500で1位を獲得した理化学研究所(理研)のスーパーコンピュータ(スパコン)「富岳」の開発を主導する理研 計算科学研究センター(R-CCS)の松岡聡 センター長、セイコーエプソンの碓井稔 取締役会長、本田技研工業(ホンダ) 完成車開発統括部 開発品質課の上田稔 チーフエンジニアの3氏が登壇する予定となっている。

タイムテーブルは14日の午前がAltairの経営陣や開発責任者による先端テクノロジーの動向を示す「Thought Leadership」、同日午後が「プリポスト/構造」で、ホンダの上田氏が基調講演に登壇する。また、15日の午前は「HPC / データ分析」で、理研の松岡氏が基調講演に登壇。15日の午後は、「マルチフィジックス」で、エプソンの碓井氏が基調講演に登壇するスケジュールとなっている。また、各日のプログラムとしては、同社の製品ユーザーによる開発事例の発表も行われる予定だという。

なお、参加費は無料だが、参加のためには事前登録が必要になるという。