積水ハウスは26日、間取り図と連動したスマートホームサービス「プラットフォームハウス ZERO」(仮称)を今夏より提供することを発表した。今夏から関東地区の積水ハウス、関西地区の新築戸建住宅へ提供し、順次拡大する予定。

  • イメージ(同社資料より)

    イメージ(同社資料より)

提供するスマートホームサービスは、個別の間取り図と連動した操作を提供するアプリを用いて、温湿度センサー、窓センサーなどのIoTデータの確認から外出先からエアコン機器の操作など広く機能を搭載する。スマートフォンアプリの対応は、iOS 11.0以上/Android 7.0以上。搭載予定として発表している機能は以下の通り。

住まいに関しての機能
・玄関施錠、エアコン、照明、湯はり、床暖房、窓シャッターの操作、タイマー設定
・窓・玄関ドアの状態確認・不正開放を通知
・温湿度センサーで住環境を可視化、熱中症のアラート
・火災警報器の鳴動のお知らせ

家族に関しての機能
・家族の帰宅・外出の通知をお知らせ
・家族の機器操作履歴の確認
アプリイメージ(同社資料より)

アプリイメージ(同社資料より)

2020年に創業60年を迎えた同社は、住まいのビッグデータを活用した「健康」や「つながり」、「学び」を軸にしたプラットフォームハウス構想を推し進めており、CES2020で発表した(ニュースリリース)急性疾患早期対応ネットワーク「HED-Net」をはじめ、順次機能を拡張することを述べている。