2021年1月20日~22日にかけて東京ビッグサイトにて開催されている「第5回 ロボ デックス - ロボット 開発・活用展」においてDoogは自動追従・ライン走行・メモリトレースが可能な協働運搬ロボット「THOUZER」シリーズの展示を行っている。
工場や物流業界など、重量のある荷物の運搬などで仕様されることも多くなってきた運搬ロボット。
THOUZERシリーズは、あらかじめ設定したライン上を自動走行するだけでなく人間についていく「自動追従機能」、走行ルートを記憶させる「メモリトレース機能」なども備えている。
自動追従機能は、走行ボタンを押した時、正面に立っている人や物を判別し、ついていくという機能。THOUZERを複数台つなげるような形態での走行も可能だという。
一方のメモリトレース機能は、ハンドルに付いている「記憶」のボタンを押した後に、人間が操作してルートを記憶させ、「再生」ボタンを押すことで記憶させたルートを自動走行させることを可能とする機能となっている。
どちらの機能も荷台の下についている赤外線レーザーセンサーで周囲の環境を記憶し、走行を行っているという。
走行ルートの記憶などにプログラミングが必要ないため、技術者がいない現場でも簡単に活用が可能だとしている。
なお、同社の展示ブースでは実機を使った走行デモが行われており、実際の使用感などを確かめることができる。