ヤフーは2020年10月1日より、リモートワークの回数制限およびフレックスタイム勤務のコアタイムを廃止すると発表している。

同社では、2014年にオフィス以外の好きな場所で働ける「どこでもオフィス」というリモートワークの制度を設けており、2020年2月より段階的に、月5回を上限としていたリモートワークの制限を解除し原則在宅勤務の導入、および社内外における会議や採用活動、社内研修などのすべてをオンラインで実施している。

同社のアンケート調査によると、現在でも95%の従業員が在宅勤務で業務に従事するとともに、92.6%の従業員がリモート環境でも「パフォーマンスへの影響がなかった」もしくは「向上した」と回答しているという。

また同社は、ニューノーマルを見据えた「オープンイノベーションの創出」を目的に、ヤフー以外で本業に従事する人の副業先としての受け入れを2020年7月15日より開始している。受け入れ人数は約100名を予定。ほかにも最大月7,000円のリモートワークの補助や、通勤定期券代の支給停止(通勤交通費は実費支給)を実施するとのことだ。