日本郵便とJR東日本は7月9日、2018年6月12日に締結した「日本郵便とJR東日本の地域・社会の活性化に関する協定」に基づき、「郵便局と駅の機能連携」として、内房線江見駅(千葉県鴨川市)において、郵便局における駅窓口業務の一体的な運営を開始すると発表した。

具体的には、江見駅の敷地内に新築された郵便局舎に千葉県鴨川市の江見郵便局を移転し、同局で駅窓口業務を取り扱う。郵便局移転に伴い、郵便局名を「江見駅郵便局」に改称する。

  • 局舎イメージ図

郵便局業務としては、「郵便・荷物サービス(郵便、印紙、ゆうパック)」「貯金サービス(貯金、為替、振替など)」「保険サービス(生命保険、バイク自賠責保険、がん保険など)」「物販サービス(カタログ販売、店頭販売など)」を取り扱う。

駅業務としては、普通乗車券、定期券などの乗車券類および無記名式のSuicaの発売、Suicaへのチャージ、精算、列車の発車時刻および運賃の案内などを行う。

郵便局前には、かつて郵便物を運送していた郵便・荷物電車をイメージしたラッピングポストを設置する。

  • ラッピングポストイメージ

今回の開業を機に江見駅郵便局では、風景入日付印の押印サービスを開始するほか、JR東日本千葉支社のマスコットキャラクターである駅長犬と日本郵便のキャラクターであるぽすくまをデザインした、オリジナルの小型記念日付印の押印サービスを実施する。