日商エレクトロニクスは3月9日、データサイエンスのリーディングカンパニーである米RapidMiner(ラピッドマイナー)のAI機械学習ソフトウェアを中核とし、AIでビジネス課題を解決するワンストップサービスを開始した。

同サービスは、データ分析の標準フレームワーク(CRISP-DM)をベースに、AIデータ分析プロジェクトに必要な一連のサービスを提供し、AI導入企業が自社のリソースでデータ分析サイクルを回せるようになるためのワンストップサービス。ビジネスで成果を出すためのAIの基礎知識、データ準備、モデル作成、実装、運用を支援する。

  • ビジネス課題をAIで解決するためのビジネスデータサイエンスプラットフォーム

    ビジネス課題をAIで解決するためのビジネスデータサイエンスプラットフォーム

具体的には、AIデータ分析学習プログラムであるAI-Rapidマスターにより、データ分析に必要な基礎知識からAIの効果的な活用方法までハンズオン形式で学習し、自社のデータを用いてAI活用によるデータ分析のプロセスを最短1週間で体験を可能としており、プログラムを経てAIデータ分析サイクルを回せるようになってもらう。

また、分析モデルの作成検証作業を行い、ビジネス要件を理解するユーザーと製品を熟知した同社のエキスパートがともに作業を行い、短期間に高精度の分析モデルを作成し、作成したモデルはデータ分析対象となる既存システムとAPI連携によるサービス実装、実ビジネスでAIを活用した予測、分類を可能としており、利用環境に合わせてオンプレミス、サービス提供のいずれかを選択できる。

さらに、本番運用後に実装した分析モデルの精度分析から、運用フェーズで見えてくる課題や改善点をレポートし、・モデルの精度監視から定期メンテナンスを行い、環境の変化にあわせた最適な精度を維持する。

これにより、業務課題を理解するユーザーとともにデータを理解し、ツールを活用したアルゴリズムを提供することでプロジェクトを成功へと導くという。

今後、AI-Rapidマスターの提供により、業界標準プロセスによるAIデータ分析サイクルを回せるようにAIの民主化に向けたAI活用の学習支援を行うことに加え、金融業界を中心に同社が持つ業務知識、業務改善の知見ならびにシステムで蓄積されたデータを活かしたAIデータ分析サービスとして提供する。加えて、定着したデータ分析プロセス・体制を生かしてAIの全社展開を支援していく考えだ。