SCSKは9月5日、働き方改革を実現する現場業務改善サービス「働き方改革ラボ」の提供を開始した。今後3年間で300社への導入を目指す。

  • サービスの概要

    サービスの概要

新サービスではアプリケーション調査やヒアリングなどで、現場で構築・利用されている非公式なアプリケーションや独自のアプリケーションを洗い出し、全量での可視化および現状課題の整理を実施。

また、一部分の生産性・効率性の向上となる個別最適だけでなく、組織、システム全体として生産性・効率性が向上するか、全体最適の観点で対応方針を策定し、適切な製品・サービスを選定。これにより、各項目の改善効果が小さくても、全体最適により組織全体で大きな効果を生み出すことができるという。

さらに、同社の自社製品・サービスに限らず、すでに導入済みのシステムも含めて検討し、先進技術かつ最適な製品・サービスを活用することでDX(デジタルトランスフォーメーション)化を実施することに加え、現場部門および情報システム部門の業務量を増やすことなく、働き方改革ラボが第二の情報システム部門として、全体最適によるシステム化を実施するという。

加えて、アジャイル開発型を採用することで、同社の「CELF」や「FastAPP」の特性を活かしたノンコーディングによるプロトタイプを作成する。実際の完成イメージを事前確認することで認識齟齬を排除し、スピード感あるシステム化を実施するとしている。

  • 従来のウォーターフォールとアジャイル開発の比較

    従来のウォーターフォールとアジャイル開発の比較