Microsoftは2018年8月6日(米国時間)、「Defrag Tools #195 - Console Command Favorites - Defrag Tools - Channel 9」において、コマンドプロンプトやPowerShellで利用できるコンソールコマンドを紹介した。取り上げられているコマンドはwhere、ipconfig、findstrの3つ。

紹介されている主な使い方は次のとおり。

コマンド 意味
where コマンド コマンドのパスを表示
ipconfig IPアドレス関連情報を表示
ipconfig /all IPアドレス関連情報を表示(アドバンスド)
ipconfig /flushdns DNSリゾルバキャッシュをフラッシュ
ipconfig /release IPv4アドレスを解放
ipconfig /renew IPv4アドレスを更新
ipconfig /registerdns DHCPリースを更新するとともにDNS名を再登録
findstr key path 文字列を検索
findstr /s key カレントディレクトリとサブディレクトリを検索
findstr /n key path 一致行の行数を表示
findstr /r key path パターンに正規表現を利用
findstr /c:文字列 path リテラル文字列検索
  • ipconfigコマンドの実行サンプルその1

    ipconfigコマンドの実行サンプルその1

  • ipconfigコマンドの実行サンプルその2

    ipconfigコマンドの実行サンプルその2

MicrosoftはWindows 10にWSL (Windows Subsystem for Linux)の機能を導入してから、コンソールに関する機能強化に取り組んでいる。WSL機能でLinuxの利用が可能になったことがこうした流れの根底にあるものと見られる。