東京エレクトロン デバイス(TED)、金沢エンジニアリングシステムズ(KES)、ウイングアーク1stは5月7日、生産設備の予知保全を実現するIoT&AIシステム構築ソリューションを開発し、提供を開始した。

新ソリューションは、3社の「PLCデータ連携・制御」「データ自動分析」「データ可視化」の技術を相互に連携し、データ収集環境の構築、設備の状態診断、可視化までを開発することなく、ワンストップで構築することを可能としている。PLC連携、制御をKESが、データ分析の自動化をTEDが、データの可視化をウイングアークが担当した。

  • 新ソリューションのイメージ

    新ソリューションのイメージ

これにより、生産現場で多く使用されているPLCから収集したデータを工場内で自動分析・学習・モデル生成、実行し、生産設備の状態診断結果をクラウドで可視化することで、エッジコンピューティングとクラウドサービスの両方の利点を活かした効率的なシステムを実現できるという。