鈴与シンワートは2月27日、「S-Portベアメタルサーバ」を提供開始すると発表した。同サービスは、10GbEのネットワークインタフェースや24時間365日監視・運用などを標準装備した物理サーバを提供するサービス。

同サービスは、標準で10GbEのネットワークインタフェースを2つ搭載しているため、サーバ間の水平方向通信の増大に対応可能なほか、データベースレプリケーションなどのサーバ間ネットワークのボトルネックを軽減する。

  • 「S-Portベアメタルサーバ」構成例

S-Port X(クロス)コネクトサービスを利用することで、収容データセンターの選択が可能になるため、複数データセンターによる負荷やリスクの分散も実現でき、オンプレミスや他社クラウドサービスとの接続にも対応する。

導入に関しては、インフラ構築、ソフトウェア開発、業務系のパッケージ導入、保守運用まで、ワンストップで対応可能であり、サーバを含む物理機器の監視・運用は同社が24時間365日行う。

のラインアップは、「ベアメタルサーバ BM01-64」と「ベアメタルサーバ BM01-192」の2種類。前者はメモリが64GB、後者はメモリが192GBとなっている。

両サービスとも初期費用が5万円で、月額費用は「BM01-64」が10万円、「BM01-192」が12万円。