シーメンスPLMソフトウェア(シーメンスPLM)はこのほど、手書きのスケッチから2D設計図を作成できるタブレット・スマートフォン向けアプリ「Catchbook」をリリースしたと発表した。

Catchbookは紙と鉛筆を使って作業するようにアイデアをスケッチできるアプリ。リフォームの施工などにそのまま使用できる正確な縮尺の図面を作成することが可能で、画像や写真をインポートしてその上でディテールを追加することもできる。作成した図面はSNSやEメールで共有したり、CADにスケッチとして直接エキスポートすることも可能。Android、iOS、Windows OSに対応しており、無料版と5.99ドルのフル機能版がある。

シーメンスPLMは「Catchbookはシンプルでありながら非常にパワフルなアプリとして設計されています。直感的で自然な使い勝手が特徴です。当社社員の子供たちにCatchbookを使ってもらったときのことです。6歳児の幼い子供も含まれていましたが、彼らはCatchbookを受け取るや いなや、すぐに絵を描き始めたのです。特にトレースに夢中でした。一方、私の友人にも試してみたのですが、彼らも同じように簡単に使いこなしました。これを見て、当社の目的は達成されたと実感しました。非常に簡単に操作でき、大人も喜んで使えるアプリなのです」とコメントしている。

同アプリは2015年10月に開催されたSOLID EDGE Universityでデモンストレーションが披露されており、興味の有る方はそちらのレポートも読んでいただきたい。

昨年10月に開催されたSOLID EDGE Universityでのデモの模様