六本木アートナイト実行委員会は、4月25日~26日に開催されるアートの祭典「六本木アートナイト2015」のメインプログラム「アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号」のプレプログラムとなるWebサイト「Roppongi Date of Mind」を公開した。同サイトでは訪問者に簡単な質問が用意されており、集計結果は六本木アートナイト2015で公開される。
「六本木アートナイト2015」は、六本木の街を舞台に4月25日~26日に開催される"ひと晩限り"のアートの祭典。今年のメインプログラムは、ライゾマティクス・齋藤精一氏主導で展開するLEDで光る大型トラック「アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号」。巨大ミラーボールを搭載した「アケボノ号」は、六本木ヒルズアリーナを基地に新美術館や東京ミッドタウンに出没。一方、提灯アレイ・ディスプレイを搭載した「ハル号」は東京ミッドタウンに常駐。両トラックではさまざまなデータがビジュアライズされ、その周辺では音楽ライブや観客参加型のイベントが繰り広げられるという。
また、このたび公開されたWebサイト「Roppongi Date of Mind」は、「アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号」のプレプログラムとして公開されたもの。「もしも都市が生きていたら」をテーマに用意された8つの質問にWebサイト訪問者が回答すると、その集計結果が「六本木の人格」となり、オープンデータ(気象データ、交通データ、花粉データなど)と組み合わせて、六本木の今を表すパブリックデータとしてビジュアライズされるという。ちなみに質問は、表示される写真を見てどんな気持ちになるかを8つの選択肢から選ぶ簡単な内容だ。
なお、収集したデータの結果発表は3月31日に同Webサイト上で行われるほか、六本木アートナイト当日、「アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号」や特設ディスプレイなどでも閲覧できるとのことだ。