ニールセンは6月10日、スマートフォン利用状況分析レポート「Nielsen Smartphone Analytics」の2014年2月データを基に、スマートフォンでの利用機能やサービスの曜日別・時間帯別の利用状況を分析し、結果を発表した。

主要な機能・サービスの曜日別の利用状況を見ると、「カメラ」「音楽・動画」は金曜日から週末にかけて利用者数が増加する傾向であった。「SNS」は1週間を通してほぼ横ばいとなっているが、中でも金曜日の利用者数が最も多くなった。「地図・位置情報」に関しても大きな変動は見られないものの、週末に利用者数が微増していた。

スマートフォンでの利用機能・サービス 曜日別利用者数

「SNS」では曜日別・時間帯別の利用状況を見ると、曜日別で最も利用者数が多かった金曜では昼12時台に山があり、一日のピークは夜19時台となっていた。月曜も金曜日と同様の傾向であったが、朝は利用者数が少なく、一日のピークは22時台と、金曜日と比べて3時間程度の差があった。さらに土曜の状況は朝9時台から利用者が増え始め、夜21時台にピークとなっており、日中でも利用者が多いことが特徴となっている。

SNS 曜日別・時間帯別利用者数

女性に絞って、社会人と子供を持つ母親の「SNS」の利用状況を比較してみた。まず社会人では、20時から21時台に利用のピークがあり、子供を持つ母親では夕方の16時台と22時台が一日の利用のピークとなっていた。

SNS 属性別・時間帯別利用率