ソニーは、フルHD(1,920×1,080)で60フレーム/秒での映像通信を実現したHDビデオ会議システムとして「PCS-XG100S」および最大720pでの映像通信に対応したモデル「PCS-XG77S」の2機種を発表した。

価格は「PCS-XG100S」が115万5,000円、「PCS-XG77S」が47万8,800円。いずれも5月より発売される。

「PCS-XG100S」

PCS-XG100SはフルHDで最大60フレーム/秒という、業界最高レベルの高画質映像通信を実現。滑らかで繊細な映像でビデオ会議ができるため文教での遠隔講義や、製造業での精密な確認を要する遠隔地との会議、医療分野での医療機関連携・教育・研修・指導といった用途に最適だという。

また、PCS-XG100Sは、本体に2013年8月末に発売予定のオプションのソフトウェアを購入することで、本機が親機となり、1台の親機で自拠点を含め最大9拠点によるHD画質での接続ができる。さらに、2台の親機をIPネットワークに接続することで、最大16拠点接続も可能。

そのほか、PCS-XG100S、PCS-XG77Sとも、USBメモリに、HD(720p)映像と音声を簡単な操作で記録できる。

対応画像符号化方式は、H.261、H.263、H.263+、H.263++、H.264、MPEG-4@L3(SIPのみ)。外形寸法は約W370×H60×D244mm、重量は約2.3kg(本体)。