オリンパスとソニーは4月3日、医療事業を展開する合弁会社を4月16日に設立予定と発表した。

両社は昨年9月28日、同日に締結した業務提携契約に基づき、医療事業合弁会社を設立することを発表。当初は昨年12月末までの設立を目指すとしてきたが、「一部の国での審査が当初の想定より時間を要している」ことから、昨年12月21日に設立の延期を発表。今年4月1日の設立を目標にしてきたが、3月29日に同じ理由から延期することを改めて公表していた。

昨年9月および12月の発表によると、新会社は「ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社」という名称になる予定。代表取締役社長にソニー 業務執行役員SVPの勝本徹氏が、代表取締役副社長にオリンパスメディカルシステムズ 第一開発本部長付の深谷孝氏が就任する。出資比率はオリンパス49%、ソニー51%。

今回発表されたリリースでは、「各国の政府当局または監督官庁の必要な承認を全て取得できたため、平成24年9月28日に締結した業務提携契約に基づき、新会社を平成25年4月16日に設立する予定である」と説明。「両社が持つノウハウ・技術を融合させた画期的な製品・ソリューションを新会社を通じて創出していけるよう引き続き取り組んで参ります」とコメントしている。

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