日立ソリューションズは4月24日、医薬情報担当者(以下、MR)向けに特化したクラウド型のiPadモバイルデータベースサービス「Interactive-Proサービス」の提供を5月7日から開始すると発表した。このサービスでは、インタラクティブソリューションズが提供するソフトウェア「Interactive-Pro」を利用している。月額料金は50名までの52万5,000円から。

「Interactive-Proサービス」iPadイメージ

MRは、外出先でiPadから社内イントラやデータベースにある最新の営業資料、文献情報、FAQを共有・参照できる「Interactive-Pro」と日立ソリューションズのクラウドサービス「SecureOnline」を組み合わせたInteractive-Proサービスを利用することで、医師などの医療従事者を訪問した際に、医薬品情報の提供が可能となる。

また、異なるファイル形式の資料でも、必要な分だけを取り出して一連のコンテンツに纏めることができる。これらにより、MRは限られた医師への面会時間の中で、効率的にインパクトのあるプレゼンテーションが可能。

さらに、医療従事者へヒアリングする際、アンケートを自由に作成することができ、収集した結果をすぐに本社へ送信できるほか、iPad上でのユーザーの操作情報をログとして収集する機能や、複数事業部や製品ごとに扱う資料が異なる場合でも、ユーザーグループを作成することで、最新の情報をグループ内で共有する機能を備える。

iPad端末内に保存したデータは暗号化が施され、期限の設定や時間が経過するとロックするタイムロック機能を搭載。また、同サービスは、「Microsoft Dynamics CRM」や「Salesforce」などCRM(顧客管理)システムとも連携できるため、医師への面会などMRの活動状況をログとして簡単にアウトプットができる。

製品の価格は下記のとおり。

「Interactive-Proサービス」製品名と価格