NVIDIAは1月5日(米国時間)、ARMと戦略的パートナーシップを締結、ARMが開発するプロセッサ・アーキテクチャをベースとしたCPUコアを自社で開発する権利を獲得。同契約をベースにPC、サーバ、ワークステーション、スーパーコンピュータまでサポート可能なCPUコアを開発する計画「Project Denver」(コードネーム)を発表した。

これは、ARM命令セットが走るNVIDIA CPUを同社GPUと同じチップ上に集積しようというもので、高性能なARM CPUコアの演算性能と同社の並列GPUコアの演算を組み合わせ、高い処理能力を実現した次世代のプロセッサの開発を目指すというもの。

また、同社は併せてARMが提供しているプロセッサコア「Cortex-A15」をモバイルプロセッサTegraの次世代版に搭載する契約を締結している。