iPhoneアプリ「魂AR」の起動画面

東京 秋葉原で2010年8月7日、8日に開催されるイベント『魂フェスティバル2010~夏の新商品祭り~』にて、AR(拡張現実)技術を活用した「実物大マジンガーZ」が登場する。

「実物大ARマジンガーZ」は、専用アプリ「魂AR」をiPhoneにダウンロードし、カメラ越しに秋葉原の風景を眺めると、そこに全高約18メートルの巨大なマジンガーZが現れるというもの。マジンガーZは3DCGで再現されているので、カメラの角度や自分がいる場所を変えれば、それに応じてマジンガーZの姿も変化するようになっている。なお、専用アプリ「魂AR」は8月6日夜にこちらにて公開される予定。

左画像のような秋葉原の現実の風景を「魂AR」を通して眺めると、右画像のように「実物大ARマジンガーZ」が出現する。なお、当日はシルエットではなく、本物のマジンガーZが表示される

今回の実物大マジンガーZでは、カメラに写された風景を解析してCGを描くという手法が取られている。会場にはAR体験エリアが設置されていて、ここから指定された方向にiPhoneを向けると、ARを起動する風景がカメラに収まるという仕組みだ。また、今回使用されている3DCGのデータは、バンダイが2010年8月6日に発売した「スーパーロボット超合金」第1弾「マジンガーZ」を開発する際に作成されたもの。つまり現れるのは実物大のマジンガーZであるだけでなく、巨大な超合金でもあるわけだ。同商品の購入者であれば、二重の意味でこのARイベントを楽しむことができるだろう。

『魂フェスティバル2010~夏の新商品祭り~』は、バンダイのコレクターズ事業部が開催する新商品発表会。今年発売されるコレクターズアイテム系新商品を中心に、170点を超える商品の展示が予定されている。また「夏祭り」がコンセプトとなっており、各種のステージイベントや体験コーナーなども企画されている。

『魂フェスティバル2010 ~夏の新商品祭り~』は2010年8月7日 9:00~19:00(最終入場18:30)、8月8日9:00~17:00(最終入場16:30)の両日開催。場所は東京 秋葉原UDX 2F AKIBA_SQUARE。入場料は無料で、14歳以下の子どもの入場には保護者の同伴が必要。

なお、イベントの模様は、マイコミ新書『AR-拡張現実』を執筆したITジャーナリスト小林啓倫氏がレポートする予定。