独Infineon Technologiesは、Dual-SIM動作に対応したプラットフォーム「XMM 2138」の発売を開始したことを明らかにした。

Dual-SIMは、2つのSIMカードを搭載することで、必要に応じて切り替えて使用するもの。アダプタを活用したスタンバイDual-SIM携帯電話として活用されてきたものがこれまでの主流であったが、最近では2つのSIMをネイティブで動作させ、両方を同時にアクティブ状態にできる携帯電話「アクティブDual-SIM」が提供されるようになってきた。

同プラットフォームは、同社のEDGEベースバンドチップ「X-GOLD 213」をベースに、同社のOptiMediaフレームワークおよびComneonのプロトコル・スタックのメリットも活用されており、GSM/GPRSデバイス「X-GOLD 116」やHSDPAデバイス「X-GOLD 613」などのプラットフォームでも用いられている共通ソフトウェアAPIレイヤ(UTA)のメリットも活用されているため、さまざまなプラットフォーム上で、MMいなどのソフトウェア再利用などが可能となっている。

タッチスクリーン、WQVGAディスプレイによる高度なモバイルブラウジング機能、Bluetoothによるファイル共有、WLANによるインターネット・アクセスに対応するほか、オンチップ集積型FMStereoRDS(Radio Data System)受信機能によるオーディオ/ビデオ性能と、X-GOLD 213のARM11コアによる演算能力を活用することが可能だ。

さらに、スタンバイDual-SIM携帯電話とアクティブDual-SIM携帯電話、両方をサポートするため、ネットワーク上で両方のSIMが通話やメッセージの受信が可能だ。この最適化されたプロトコル・スタックは、単一のX-GOLD 213ベースバンドチップを採用することで、ネットワーク上で両方のSIMを同時に利用することを可能としている。