日本IBM、日本アイ・ビー・エム・サービス(以下、ISC-J)、コベルコシステムの3社は9月29日、ISC-Jとコベルコシステムの協業体制を強化し、中堅・中小企業向けのSAPパッケージを活用したシステム構築支援サービスを拡大することを発表した。

ISC-Jは2007年に設立された日本IBM100%出資の子会社で、SIや運用アウトソーシングなどの業務を展開する。一方のコベルコシステムは、神鋼コンピュータシステムとして1983年に創立された企業で、現在は、日本IBM51%、神戸製鋼所49%という資本比率になっており、コンサルティングサービスの提供から業種/業務別パッケージの開発/販売、さらにはネットワーク/IT基盤構築サービスまで、ITシステム構築に関わる業務を幅広く展開している。

今回の発表により、両社は今後、コベルコシステムの組立製造業向けSAP統合業務テンプレート「HI-KORT」をはじめとするSAP導入テンプレートや導入ノウハウを共有し、SAPシステムの短期構築などを目指す。特に中堅・中小企業向けのSAPビジネスを積極的に展開していく考えで、両社によると「製造業の会計/基幹業務の構築も最短7カ月で導入可能」になるという。

また、ISC-Jとコベルコシステムは、両社がそれぞれに提供してきた「On Demand AMS(Application Maintenance Service)」を拡充することも発表。12月から「AMSサポート・センター」を開設し、千葉県幕張地区にあるISC-JのAMS拠点と、兵庫県神戸市にあるコベルコシステムのAMS拠点を連携させていく。