品川女子学院の女子中学生が制作・出演 -「牛乳に相談だ。」ラジオCM収録現場に密着

数多くの人気CMを手掛けたCMプランナー・澤本嘉光氏が品川女子学院にて、広告制作のコツについての講演を行った。講演のまとめとして、生徒が制作した中央酪農会議「牛乳に相談だ。」のラジオCMがニッポン放送でオンエアされると決定したのは既報のとおりだが、このほど、そのラジオCMの収録がニッポン放送にて行われた。

収録に参加したのは、A組1班三成チームのラジオCM『宇宙人編』と、B組5班萩原チームのラジオCM『婚約牛乳編』の2作品を制作した代表7人。

今回収録されたラジオCMは授業のなかで、どのようにして作られたのであろうか。『婚約牛乳編』を制作した同学院の萩原チームのメンバーは制作時に苦労した点について「"こうだったら面白いんじゃないか"というみんなの意見を繋ぎ合わせたり、ミックスして作っていきました。全部で2パターン作ったんですが、1パターン目は、"これがいい"みたいな感じで、すぐに思いついたんですけど、今回収録したふたつめのパターンがなかなか思いつかなかったんです。牛乳を飲むメリットをどうやって絡めるのか、どうやって繋げるかが難しくて……。キーワードになったのは『恋愛』、『観覧車』、『いいムード』といったフレーズでした」と感想を語った。

また『宇宙人編』を制作した同学院の三成チームのメンバーは「インパクトがあって面白いものが作りたいと思いました。このCMを聴く人に一番伝えたいことは、牛乳には骨密度を高めるカルシウムが入ってるということです。これを伝えるため、登場人物を骨のない存在である、宇宙人にしました。また、宇宙人が家に訪ねてきたら面白いかなと思いました」とCMのコンセプトを語った。