「enjoy.CRMII」を実際に導入した事例も、イベントで発表された。「私がデモンストレーションをしても、担当者だから簡単にできると思われてしまいます。そこで、導入をご検討いただいている企業さまにシステムを丸ごと貸し出すサービスもしています。やはり柔軟なカスタマイズ性を理解してもらうのは、体感していただくのが一番ですから」と土田氏。実際の現場で試した企業は、3カ月後、導入を決定したという。「CTIとCRMのシステムにおける連携のスムーズさも決め手のひとつとなりました」と、土田氏はenjoy.CRMIIの安定稼働においても自信を覗かせる。

また、他社製のCRM、IRを活用していた山陽通販において、既存のCRMのコンソールの各機能をそのままに「enjoy.CRMII」の画面を同じ構成にカスタマイズすることで、現場スタッフの利便性を活かした導入事例を発表。IRの機能も持つCTI stage5iとMicrosoft Dynamics CRM 4.0の連携により、実現したい業務にフィットできる柔軟性、変化するビジネス環境に対応する高いユーザビリティ、さらにそれが低コストで実現できる点などをアピールした。

保守テンプレートには保守要員のスケジュール管理機能も用意される

「CTIツールとCRMツールの100%連携が可能になるメリットは大きいです。これまでも連携する、というプロダクツはありましたが、モジュールを使って連携して動いているように見えるといったものが多かったと思います。特に他社製同士のツールを組み合わせる例では、それが顕著だったのではないでしょうか」と土田氏。「システム同士をつなげるということは、業務のすべてが繋がることに他なりません。『enjoy.CRMII』の"しっかりつながる"はそうした概念をお客様にお伝えするためのものです」と、OKIソフトウェアのe-ソリューション事業部 SIチーム CTI/CRM BU長 SIチームリーダーの水野了之氏水野氏も言葉をつなげる。

enjoy.CRMIIが持っているテンプレートの中でも「保守テンプレート」は製造業において、顧客メンテナンスという部分に特化した機能を持っている。これについて土田氏は「OKIソフトウェアは製造業に強い一面があります。CRMを保守部門とお客様をつなげるのに役立てていただけるはずです」と語る。「それに加え、カスタマイズ性の高さからくる、お客様の業務にぴったりフィットさせる柔軟性もあります。一般のCRMツールでは、プログラム改修が発生するたびに費用が掛かります。それが払拭できるのはやはり大きなポイントだと思います」(水野氏)。

enjoy.CRMIIはすでにいくつかの企業では導入されており、すでに実稼動している企業も増えている。「すでに導入いただいた企業様の中には、はじめてコールセンターに取り組んでいる例があります。そうした場合にも、まずは必要最低限の機能から始め、規模の拡大や業務の拡張といったビジネスの変化に合わせて、お客様自らCRMツールを変更していけます。こうした"自由に変えられる""業務にフィットさせられる"といったメリットを活かして、お客様の業務にご利用いただけるとうれしいですね」と土田氏は語る。現在のCRMに納得していない、あるいは新たにCRMを導入したいと考えている企業にとって、enjoy.CRMIIは最適な選択肢のひとつになるといえるだろう。