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アンガーマネジメントの受験資格は?おすすめの本もご紹介!

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アンガーマネジメントとは、怒りの感情をコントロールすることであり、カッとなった時に出る衝動的な言動や行動を抑制し、適切な解決やコミュニケーションにつなげるための手法です。

アメリカでは1970年代から心理教育として浸透してきており、日本でも教育・ビジネスの分野で広がっています。

アンガーマネジメントを学んで、子育てや仕事をもっと円滑に進めたいと考えている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、アンガーマネジメントの概要や受験資格、おすすめの本についてご紹介します。

本記事を参考に、アンガーマネジメントを身近に取り入れ、感情に振り回されない生き方を実現させましょう。

当サイトに掲載されている、アンガーマネジメントの通信講座について触れている記事と合わせてご覧ください。

アンガーマネジメントの通信講座記事はこちら

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徳永浩光
【キャリアコンサルタント】

【キャリアコンサルタントとして経験を活かし、キャリア関してのサイトの監修】

国家資格キャリアコンサルタント所持。キャリア支援の観点から、理想のキャリアや働き方を実現するためのヒントとなる情報を発信。

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アンガーマネジメントの資格とは?

アンガーマネジメントの資格には多くの種類が存在します。

履歴書にも書ける資格であり、取得するには通信講座や、資格を認定している団体講座を受講することで受講可能です。

講座によって費用や取得できる資格も異なるため、自身の目的にあった講座を選びましょう。

アンガーマネジメントの難易度は?

アンガーマネジメント試験は、正式な合格率が公表されていません。

一般的に、試験実施団体である「日本アンガーマネジメント協会」が認定している通信講座を利用して資格取得するスタイルであるため、合格率は100%に近いと言われています。

講座内で出題ポイントを重点的に学習できたり、カリキュラムに含まれる最終添削課題が試験代わりとなっていたり、やる気があれば誰でも合格可能なレベルの試験と言えるでしょう。

アンガーマネジメントの概要・受験資格

ここからは、アンガーマネジメント資格をいくつかご紹介します。

受験資格についても併せて触れているため、資格取得を考えている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

アンガーマネジメントベーシック資格の概要・受験資格

アンガーマネジメントベーシック資格は、通信講座ユーキャンの受講により取得可能です。

「日本アンガーマネジメント協会」認定資格である、アンガーマネジメントベーシックを、通信講座で取得できるのはユーキャンのみとなっています。

受験資格は特に設けておらず、年齢・学歴・実務経験など一切関係なく、誰でもチャレンジ可能です。

全2回の添削課題のうち、2回目が資格認定試験となっており、70%以上正解できればそのまま資格認定となります。

認定試験は、受講期間内に在宅受験可能なため、忙しい方も安心して資格取得できるでしょう。

そのほか、ユーキャンでは、質問に回答するだけで自身の怒りタイプを診断し、タイプ別の改善トレーニングを解説しているため、あなたに合った怒りの改善方法が見つかります。

診断は、講座受講時と資格認定後の2回受けられ、受講を通して怒り方に変化が見られるかもしれません。

アンガーコントロールスペシャリスト 概要・受験資格

一般財団法人の日本能力開発推進協会(JADP)が認定した、アンガーコントロールスペシャリスト資格は、通信講座キャリカレのカリキュラムを修了すると受験可能です。

全カリキュラム修了者はいつでも何度でも受験可能となっているため、安心して試験に挑戦できるでしょう。

試験得点率70%以上で合格、在宅受験が可能です。

アンガーコントロールスペシャリストを本講座で学べば、ビジネスや恋愛・家族・友人との人間関係など、あらゆるシーンで怒りをコントロールできるテクニックが身に付くでしょう。

そして試験に合格すれば、アンガーコントロールの正しい知識と専門スキルを持ったプロであることが証明され、名刺や履歴書にも書ける信頼性の高い資格を得られます。

アンガーマネジメントファシリテーター 概要・受験資格

アンガーマネジメントファシリテーターとは、日本アンガーマネジメント協会が認定している、アンガーマネジメントを教えたい方に向けた資格です。

アンガーマネジメントファシリテーター養成講座」として、オンラインコース・2日間集中コースを用意しています。

どちらか一方のコースを受講することで、資格取得可能です。受講資格は特に設けておりません。

アンガーマネジメントの理論や関連理式を学び、人に教えられるようにトレーニングするため、職業として本格的に取り組みたい方や、高度なアンガーマネジメントを学びたい方におすすめです。

最終的には、アンガーマネジメントファシリティーとして、90分のアンガーマネジメント入門講座を開催できるレベルを目指します。

アンガーマネジメントの習得方法

アンガーマネジメントを仕事にしたい方や、学校や職場でスムーズな人間関係を築きたい方まで、アンガーマネジメントの用途はさまざまです。

ここからは、アンガーマネジメントの習得方法をいくつかご紹介します。

通信講座で学ぶ

アンガーマネジメント資格を取得したい方は、通信講座で学びながら取得を目指す方が多いと言えるでしょう。

試験合格に向けたカリキュラムや、アンガーマネジメントの実践方法まで、フォロー体制も万全な中で、安心して取り組めるのが通信講座の良い点です。

SARA スクールジャパン

アンガーカウンセラーの資格認定を行う、日本メディカル心理セラピー協会と日本インストラクター協会の認定校です。

そのため、アンガーカウンセラー(日本メディカル心理セラピー協会主催)とアンガーコントロール(日本インストラクター技術協会主催)2資格の取得が目指せます。

初級・中級・上級コースとステップアップしながら、高レベルのアンガーマネジメントまで着実に学んでいけるでしょう。

講義で学ぶ

アンガーマネジメントを講義で学びたいと考えている方も多いと思います。

講義を通して感情コントロール体感できるため、アンガーマネジメント実践力をしっかり身に付けられるでしょう。

アンガーマネジメント研究会

anger managementアンガーマネジメント研究会は、学校などの教育現場を中心としたアンガーマネジメントについて、深く学ぶ場を提供しており、衝動性の高い子どもや若者の理解を深め、適切な対応方法を学べる研修会の実施や、教材・プログラムの開発・出版を行っているのが特徴です。

小・中・高校生対象としたセミナーでは、対象者の年齢や知的能力などを考慮し、教材やプログラムを変えて対応しています。

そのため、自分に必要なアンガーマネジメントを的確に身に付けられるでしょう。

行動を変えるためには、客観的にできごとを見る力を育てる必要があります。

そのためには、自分が繰り返す行動のメリット・デメリットを整理することで、自分らしく適切に表現する方法を学べるでしょう。

プログラムは講義とロールプレイを組み合わせ、実践的に役立つことを一番に考えています。

書籍で学ぶ

アンガーマネジメントは、資格取得を目指さなければ、書籍でも十分習得可能です。

アンガーマネジメントは、あらゆる人間関係の場面において役立つスキルであり、初心者向けから、管理職に必要なアンガーマネジメント力の養い方まで、多くの書籍が出版されています。

アンガーマネジメントにおすすめの本

ここでは、アンガーマネジメントを学ぶためにおすすめの本をご紹介します。

はじめての「アンガーマネジメント」実践ブック(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

anger management

怒りの癖をタイプ別に診断し、怒りをコントロールするためにはどのような点に気を付け、どう行動すれば良いかを導いてくれる1冊です。

実践ブック」というタイトル通り、日課となるアンガーログをはじめ、変化ログやコラムテクニックなど、さまざまな観点からアンガーマネジメントを実践できます。

そのため、自身の怒りに対する変化を、日ごとに強く感じられるようになるでしょう。

このように、アンガーマネジメントを身に付けるためには、頭で考えること以上に、自身で体感することが非常に大切です。

日々のトレーニングをコツコツ重ねていけば、感情コントロールが必要な状況において、落ち着いた判断がしっかりできるようになるでしょう。

イラスト版・こどものアンガーマネジメント:怒りをコントロールする43のスキル(合同出版)

anger management本書は、学校や友達同士でありがちなイライラに対するアンガーマネジメントを、イラストやクイズなどを使い、分かりやすく解説しています。

近年、怒りをコントロールできず、悩み苦しむ子どもが増えており、友達・先生に対する怒りの感情を上手く扱えず、言い争いになってしまったり、暴力を振るってしまったりと、怒りに対する悩みを抱える子どもは少なくありません。

本書を使い、「怒りの感情」を子どもにしっかり理解させ、ワークやチェックシートに沿って取り組めば、怒りのコントロール方法を無理なく身に付けられます。

また、親子で読み進めることで、親が子どもの怒りのタイプを理解し、最適な怒り方を学べるため、良好な親子関係を築けるようになるでしょう。

アンガーマネジメント管理職の教科書(総合科学出版)

anger management管理職が抱える怒り」を中心に、部下やお客さまへの感情コントロールの術を丁寧に解説しています。

男女・上司・部下といった立場の違いから生まれる怒りを分析し、怒る側と怒られる側のギャップについても詳しく述べているため、アンガーマネジメントをあらゆる視点から学べるでしょう。

「こんな時はどうすればよい?」といった、職場で起こりがちな怒りの対処法を、事例を用いて紹介しており、今すぐ実践できるスキルが豊富に得られます。

アンガーマネジメントを学ぶメリット

ここでは、アンガーマネジメントを学ぶメリットをいくつか見ていきましょう。

子どもに対する有効的な叱り方、職場における生産性向上、そしてアンガーマネジメントを活かせる職種なども合わせて解説しています。

アンガーマネジメントがもたらすメリット(子育て)

ここでは、子育てにおけるアンガーマネジメントのメリットについてご紹介します。

子どもへの𠮟り方が変わる

現代は、褒める教育が良しとされる傾向にありますが、時にはきちんと叱ることも必要です。

しかし、いざ子供を目の前にすると、かっとなってしまう、効果的な叱り方が分からないなど、怒りをコントロールできず困っている方も多いでしょう。

そうした中で、アンガーマネジメントを意識すれば、感情的に怒るのではなく、次はどうしたらいいか?という未来に目を向ける思考が働くようになります。

子育ては、親の心理状態が直接子供の心理状態にも影響するため、アンガーマネジメントは親子関係を良好に保つ手段と言えるでしょう。

アンガーマネジメントがもたらすメリット(職場)

オフィスの人間関係における、アンガーマネジメントがもたらすメリットについてご紹介します。

アンガーマネジメントは、職場で最も必要とされるスキルと言っても過言ではないでしょう。

パワハラ防止のみならず、生産性向上にも有益

近年、パワーハラスメントは社会問題にもなっており、どの職場においても扱わざるを得ない重要テーマとして認識されています。

もし職場でパワハラが横行していれば、社員は精神的苦痛から本来の能力を十分に発揮できないため、生産性は低下し、社員の離職にも繋がるでしょう。

アンガーマネジメントによって、自分の怒りの傾向やコントロール方法を知ることで、部下への対応が変わり、職場の雰囲気が改善されます。

職場の雰囲気を改善することは、個人はもちろん、会社全体の生産性アップにも有益です。

アンガーマネジメントを活用できる職種は多い

アンガーマネジメントは、さまざまな業務で活用できる資格です。

特に感情を使う仕事は、アンガーマネジメントが大いに役立つでしょう。

感情労働が必要な職業には以下が挙げられます。

  • 教育職(保育士・教師など)
  • 接客・サービス業(販売員・ホテルスタッフなど)
  • 医療職(看護師・介護士・カウンセラーなど)
  • その他(営業・オペレーター・秘書など)

また、感情労働ではない事務職や技術職などにおいても、社員同士のコミュニケーションにアンガーマネジメントを活用できるでしょう。

まとめ

アンガーマネジメントの受験資格をはじめ、おすすめの本やアンガーマネジメントを活用するメリットなどを紹介しました。

アンガーマネジメントは、家庭内に留まらず職場やあらゆるコミュニティにおいて広く役立つスキルです。

より専門的に学ぶことで、人に教えられるレベルの知識を身につけるだけでなく、自身の心理状態をより良いものにできるでしょう。

アンガーマネジメントは、資格取得を目指さなければ書籍で手軽に学べるため、この記事を参考に、あなたの悩みに応じたアンガーマネジメントの本を選ぶことをおすすめします。

アンガーマネジメントで怒りを上手にコントロールしながら、感情に振り回されない明るい未来を手に入れましょう。

また、当サイトに掲載されている、アンガーマネジメントの通信講座について触れている記事も、ぜひ併せてご覧ください。

アンガーマネジメントの通信講座記事はこちら

徳永浩光

キャリアコンサルタントの国家資格を所有しています。実際に資格取得で役に立った情報をお届けしていきますので、これから資格取得を考えているあなたの手助けができれば幸いです。

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