車検は車を所有していたら必ず受けなくてはならない点検ですが、いざ車検を受けようと思っても「どんな物が必要なの？」と不安に思う方もいるかと思います。
そこで今回は、車検で必要な持ち物に加え、車検の具体的な流れやユーザー車検で必要なものについて解説していきます！ぜひ最後までご覧ください！
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車検に必要な8つの持ち物
車検は、車検業者に全て任せる方法と、ユーザー自身で点検整備を行う「ユーザー車検」の2つに分類されます。ユーザー車検は車の知識や労力が必要になるため、ほとんどの方は車検業車に任せる方法で車検を済ませるのではないでしょうか。
業者に任せる車検の場合、
- 車検証
- 自賠責保険証明書
- 自動車納税証明書
- 任意保険の証明証
- 発煙筒
- 印鑑
- 免許証などの身分証明証
- 車検費用
これらの持ち物が必要になります。
早速各項目について詳しく見ていきましょう！
車検証
車検証（自動車検査証）は車の所有者および使用者の名前、車の種類や重量、年式、車体番号といった情報が記載されています。
車を運転する際の携帯が法令で義務付けられているため、ダッシュボード内の黒い冊子の中に保管している方も多いと思います！
紛失してしまった場合は早急に運輸局に問い合わせ、再発行してもらいましょう！
自賠責保険証明書
自賠責保険は車の所有者に対して加入が義務づけられている強制保険であり、車検証と同様に運転中は携帯しなければならない書類です。こちらも車検証とともに車内に保管していることが多いでしょう。
紛失してしまった場合、車を購入した販売店に問い合わせを行い、早急に再発行手続きを行ってください！
自動車納税証明書
納税証明書は、近年では自動車税の支払いがネット決済等にも対応している場合が多いため、そもそも証明書（領収書のお客様控え）自体が手元に無いケースが多いです。
間違いなく自動車税を支払っている場合は、車検を受ける際に業者に問い合わせることで納税証明書の提示が不要になる場合がほとんどなので、事前に確認することをおすすめします！
自動車税が未納の場合は、当然車検が通らなくなってしまうので注意してください！
任意保険の証明証
自賠責保険とは別に、皆様が任意で加入されている自動車保険の証明証になります。車検中の代車を借りる際に提示を求められるケースがあります！
発煙筒
車の助手席側のダッシュボード下に隠れていることが多い発炎筒。事故を起こしてしまった時などに使用しますが、車検を通す際の基準に発炎筒の携帯が義務付けられています！
業者に任せる場合は車検の際に新しい発炎筒を用意してくれるケースが多いですが、ユーザー車検の場合はあらかじめ用意する必要があります。
着火式の場合は有効期限がありますが、LED式の発煙筒は有効期限が無いのでおすすめです！
印鑑（認印）
車検の手続きの際に、各書類への使用者の印鑑による捺印が必要になるケースがあります。サインでも可能な場合もありますが、印鑑であれば確実なので用意しておきましょう！
免許証などの身分証明証
所有者本人では無い方が車検を依頼する場合、委任状と身分証明証の提示が必要になります。
運転免許証のような顔写真付きのものを用意すると、スムーズに依頼ができますよ！
車検費用
車検が終了し、車を引き取る際には当然車検費用を支払います。
店舗によってはクレジットカード支払い、ローン、電子マネー決済に対応しているところもあるので、事前に店舗へ確認することをお勧めします！
車検の流れをご紹介！
ここでは車検の一連の流れをご紹介していきます。初めての車検を控えている方はぜひ参考にしてくださいね！
①複数の車検業車で見積もり
車検を行うにあたって、自分の希望に合った業者を探すには、複数の業者で見積もりを行い、どの業者が一番適しているのかをチェックする必要があります！
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②自分に最適な車検業者を選ぶ
複数の車検業者で見積もりを受けた後は、見積もりの比較を行いどの業者が自分のニーズと合致しているかを確認し、実際に車検を受ける業者を決定します。
「車検費用が安い」「数時間で車検が終わる」「高品質な車検が受けられる」などの自分にあった車検の特徴を確認しましょう！
③車検予約
車検業者が決まったら、早速車検の予約を行いましょう！車検を行う時期でお勧めなのは車検満了日の1ヶ月前です！
④車検に必要なものを準備
前述したような車検に必要な持ち物がちゃんと揃っているかの事前確認をしましょう！
車検日ギリギリに確認を行うと、必要な持ち物が紛失していた場合に再発行等に時間がかかってしまうケースがあります。時間に余裕を持って準備を始めましょう！
⑤車検当日
車検日当日になったら車検業者に車を持ち込みます。
この際に、自分の車について確認したいこと、気になることを伝えて車検のついでにチェックしてもらいましょう！
⑥車検終了
車検が終わったら費用を支払い車を車を引き取ります。車検にかかる時間は業者によって異なり、早い業者だと数時間で終了します。整備工場が隣接していない業者や、交換パーツの取り寄せがあった場合は、数日間かかってしまう事がありますので要注意です！
ユーザー車検で必要な持ち物は異なる？
上記では、車検業者に車検を依頼する際に必要な持ち物について記載しましたが、ここからはユーザー車検の際に追加で必要になる持ち物をご紹介していきます！
- 自動車検査票
- 自動車重量税納付書
- 継続検査申請書（専用３号様式）
- 定期点検整備記録簿
- ロックナットアダプター
それでは詳しく見ていきましょう！
自動車検査票
車検の検査項目ごとの合否を記録するための用紙です。検査当日に運輸支局の窓口で入手し、必要事項を記入して提出しましょう！
自動車重量税納付書
重量税納付書は車の重量に応じて加算される税金で、車検を受けるたびに必要になります。こちらも運輸支局の窓口で入手可能です！
自動車重量税納付書に自動車重量税額に相当する金額の印紙を貼り付け、申請を行いましょう！
継続検査申請書（専用３号様式）
車検証を発行する際に必要な書類で、こちらも運輸支局の窓口で入手可能です。
鉛筆で記入し、コンピューターで読み取ることで車検証の発行を行います。
定期点検整備記録簿
法定点検を行った内容を記録する為の用紙のことで、点検又は整備を行ったときは必ず点検整備記録簿に必要事項を記入しましょう。
定期点検整備が未実施であっても車検を受けることは可能です！
ロックナットアダプター
ユーザー車検の際に必要になる、ホイールの盗難防止用ナットを取り外す専用工具です。
カー用品店などで購入可能です！
まとめ
車検に必要な持ち物について解説してきましたがいかがでしたか？
車検業者に依頼する場合とユーザー車検では、必要な持ち物が異なるので注意が必要ですね！
また、車検の流れでも説明した通り、「安く」「スピーディー」「高品質」といった自分のニーズにあった車検を受けるためには、複数の車検業者で見積もりを受け、比較する事が重要になります！
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