今回のテーマは「空気圧」と「車検」の関係についてです。
長年車を愛用していても空気圧に関してはあまり気にしたことがなかったり、詳しいことはわからないという方も少なくありません。
ですが、タイヤの空気圧は安全に走行するためにとても重要なものです。
本記事では、「空気圧が原因で車検に通らないことはあるのか?」「空気圧をチェックする方法や頻度は?」という疑問について徹底的に解説していきます!
また、実際に車検を受ける際、自分にあった業者を見つけたり、希望する条件の中で一番安く車検を行うために「楽天Car車検」や「EPARK車検」などを活用するのがオススメです!
タイヤの空気圧が原因で車検に通らないことはあるのか?
車検の検査項目に空気圧の測定は含まれていません。つまりタイヤの空気圧だけが原因で、車検が不合格になることはありません!
しかしながら、空気圧が原因となって他の検査箇所に影響を及ぼす可能性もあります。
さらには安全面に関しても関係してくるものなので、確実に車検に合格するため、また安全に走行するためには、やはり空気圧を適正な状態に保つことが必要と言えます。
タイヤの空気圧が影響する検査項目
ハンドルをまっすぐにした状態で直進したとき、どのくらい横ずれするかをチェックする「サイドスリップ検査」という項目があります。
タイヤの空気圧が「指定空気圧」下まわると、タイヤが横に滑る幅が大きくなることが多くなります。それよって車検に通らなくなってしまう可能性が考えられます。
つまり、タイヤの空気圧が原因で検査に落ちる可能性はあるのです。こうした理由から車検時にはタイヤの空気圧を「指定空気圧」に保っておく必要があると言えます。
低すぎても高すぎても危険!指定空気圧とは
タイヤの空気圧は通常、走行しているうちに徐々に減っていきます。
大幅に減ってしまうと安全面に影響が出るので空気圧が低くなってきた場合は空気圧を上げるのですが実は空気圧が高すぎるのも危険です。
そこで「車両指定空気圧」というものがあります。
空気圧はタイヤの種類やサイズが同じでも車によって異なります。
運転席ドア開口部など目立つところに記載されているので確認し適切な量を保つようにしましょう。
空気圧が少ない場合、また高すぎる場合に起こりうるトラブルは以下のようなものがあります。
空気圧不足で起こるトラブル
- 両ショルダー部の偏摩耗(片減り)を発生しやすくタイヤが長持ちしない。
- 発熱による損傷(ヒートセパレーション)が起こりやすい。
- ハイドロプレーニングが起こりやすくなる。
- 燃費が悪化するなど。
空気圧過多で起こるトラブル
- センター部の偏摩耗(センター摩耗)を発生しやすくタイヤが長持ちしない。
- 乗り心地が悪化する(跳ねる感じ)。
- 傷を受けやすくなり、コード切れやバーストに至る場合があるなど。
タイヤの空気圧をチェックする方法は?
では実際にどのようにタイヤの空気圧をチェックするのでしょうか?
一番簡単な方法は、最寄りのガソリンスタンドやカー用品店、ディーラーなどに依頼することです。ほとんどの場合、無料で点検をしてもらえます。
例えばガソリンスタンドの場合であれば、普段の給油のついでに「空気圧をチェックしてもらえますか?」と尋ね、車両指定空気圧を伝えれば適正の数値に調整してくれます。
自分で確認をしたい場合は、全国各地で増えている「セルフ式ガソリンスタンド」を利用するのが手軽です。セルフスタンドには大抵、自由に利用可能な空気入れが備え付けられており、誰でも簡単にご自身の車に空気を入れることが可能となっています。
タイヤの空気圧はどのくらいの頻度で点検するべきか?
タイヤの空気圧は運転の都度確認する必要はありませんし、給油をする度に確認する必要もありません。推奨するタイミングとしては3ヶ月に一度くらいがいいでしょう。
短いスパンでする必要がないとは言え状況に応じて、例えば長距離移動する前であったり、長距離でなくても高速道路のようなタイヤへの負荷が大きな走行の前などには、安全のためチェックすることをお勧めします。
また、車検を控えている場合も確認しておくことをお勧めします。
結論
タイヤの空気圧だけが原因で車検に不合格になることはありません!
ですが空気圧が原因で別の検査項目に影響を及ぼすケースが想定されるので、確実に車検に合格するためには普段から車両指定空気圧に沿って調整しておくことが大切です。
そして、毎日のように確認する必要はありませんが、安全のためにも小まめに確認することをお勧めします!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事では、「空気圧が原因で車検に通らないことはあるのか?」「空気圧をチェックする方法や頻度は?」という疑問について解説させていただきました。
車検に向けての準備はもちろん、安全で快適なカーライフを送るために参考にして頂けたらと思います!
そして実際に車検を受ける際は自分にあった最適な業者選びが最も大切です!
「楽天Car車検」や「EPARK車検」等を活用し、予算、希望にあったピッタリの車検業者を見つけることをお勧めします!
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