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ファイナンシャルプランナーの難易度は?合格率についてもご紹介

ファイナンシャルプランナーはお金のプロです。

貯蓄をはじめ資産運用や住宅ローン、老後の資金確保など、現代社会においてお金にまつわる悩みは一生ついて回ります。

「ファイナンシャルプランナーに相談したい」「ファイナンシャルプランナーを仕事にしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では「これからファイナンシャルプランナー資格を取得したい」と考えている方のために、ファイナンシャルプランナーの難易度をはじめ、合格率についても細かく紹介します。

事前に難易度や合格率を知ることで、ファイナンシャルプランナー合格に向け、スムーズな学習計画を立てられるようになるでしょう。

そのほか、ファイナンシャルプランナーとかかわりが深い資格の難易度や、おすすめの勉強法についても紹介しているため、ぜひ参考にしてみて下さい。

また、ファイナンシャルプランナーは通信講座での試験対策もおすすめです。

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ファイナンシャルプランナー(FP)におすすめの通信講座8選と失敗しない選び方の記事はこちら

サイト監修者

徳永浩光

【キャリアコンサルタント】 Webメディア監修

【キャリアコンサルタントとして経験を活かしたサイトの監修】

国家資格キャリアコンサルタント所持。教育研修企業で7年間営業に従事したのちに独立。

中小企業〜大企業まで、会社の規模を問わず、キャリア支援の仕組みづくりや、個々人が理想のキャリアを描くための支援を行う。

キャリア支援の観点から、理想のキャリアや働き方を実現するためのヒントとなる情報を発信。

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目次

ファイナンシャルプランナーはどんな資格?

人生の夢や目標を実現するため、総合的な資金計画を立て、経済的な側面から、実現に導く方法が「ファイナンシャル・プランニング」です。

ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融・税制・不動産・住宅ローン・保険・教育資金・年金制度など、幅広い知識が必要となります。

ファイナンシャルプランナー(FP)とは、これらの知識を備え、相談者の夢や目標を実現できるよう一緒に考え、サポートする専門家です。

近頃、「老後資金は年金だけで足りるのか?」という問題が大きく取り上げられており、ファイナンシャルプランナーにライフプランや、資産運用の相談をしたい方が増えています。

このように、私たちの生活に欠かせない存在であるファイナンシャルプランナーは、今後ますます需要が高まるばかりです。

ファイナンシャルプランナー資格の概要

ファイナンシャルプランナー(FP)と一口に言っても、資格には2つの種類があります。

ひとつは、国家資格である「FP技能士」もうひとつは、民間資格である「AFP」「CFP」です。

FP技能士は、2002年度に国家資格として創設され、NPO法人日本ファイナンシャルプランナーズ協会(日本FP協会)と一般社団法人金融財政事情研究会(きんざい)が、試験実施機関に指定されました。

2つのどちらで受検しても、同じ国家試験であるファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)に認定され、一度合格した資格に有効期限はなく、更新の必要はありません。

また、以前からあった日本FP協会が実施する、AFPとCFP®は並立して継続されることになりました。

FP技能士を取得した後、スキルアップのためにAFPやCFPを目指すのが効果的と言えるでしょう。

注意点として、AFP・CFPはFP技能士と異なり、資格の有効期限があるため、更新が必要です。

それでは、FP技能士、AFP、CFPの概要を詳しく見ていきましょう。

3級FP技能士(国家資格)

3級FP技能士は、これからFPの勉強を始めようと思っている方におすすめの資格で。ファイナンシャルプランナーを目指す方であれば誰でも受検が可能です。

FP技能士は「学科試験」と「実技試験」の2つの試験で構成されており、両試験の合格をもって各級の合格となります。

3級FP技能士は、FPの初級入門ともいえる資格ですが、学習分野は広範囲にわたり、得られる知識は驚くほど日常生活に役立つでしょう。

3級FP技能士も国家資格であるため、履歴書や名刺などに記載可能です。

2級FP技能士(国家資格)

2級FP技能士は、以下の受検資格が必要です。

  • 日本FP協会認定のAFP認定研修を修了した者
  • 3級FP技能検定合格
  • FP業務に関し、2年以上の実務経験を要する者

検定試験は、きんざいと日本FP協会で実施しており、AFPの資格審査試験を兼ねています。

2級FP技能士に合格した場合、「日本FP協会認定講座修了」を要件に、2級FP技能士とAFPの2資格を同時に取得可能です。

AFP(民間資格)

AFPは、日本FP協会が認定している独自のライセンスであり、2級FP技能士検定の合格と日本FP協会が指定する認定研修の修了が必要です。

つまり、2級FP技能検定に合格することで、「AFP」と「2級FP技能士」のダブルライセンスを取得できます。

そのため、FP技能士を取得した後、スキルアップのために、AFPやCFPを目指すのが効果的と言えるでしょう。

またAFPは、2年ごとの資格更新を必要とし、更新までの2年間で15単位(一般に15時間以上)の継続教育を受けるか、FPとして何らかの活動を継続していることが義務付けられています。

CFP®(国際ライセンス)

CFP®は、1992年に米国の資格認定機関である、CFPボードとの業務提携により導入された国際ライセンスです。

日本国内では、唯一の国際認定資格として広く認められています。

CFP®試験を受けるためには、日本FP協会のAFP認定者であることが条件になっており、2級FP技能士のみでは受検できません。

CFP®にも資格更新制度があり、2年間で30単位の継続教育単位を取得することが義務付けられています。

1級FP技能士(国家資格)

国内FP資格の最上位に位置するのが「1級FP技能士」です。

1級FP技能士は、以下の受検資格が必要となります。

  • FP2級を取得し、FP業務に関し1年以上の実務経験を有する者
  • FP業務に関し、5年以上の実務経験を有する者

なお、CFP®認定者は、1級の学科試験が免除され実技試験のみの受検です。

ファイナンシャルプランナーの難易度は?

ファイナンシャルプランナー資格にいくつか種類があることは、冒頭でもお伝えしましたが、難易度についても各級で異なります。

今回は、ファイナンシャルプランナー資格の中でも受検者が多い「FP技能士(国家資格)」の難易度を見ていきましょう。

3級FP技能士の難易度

FP3級は、ファイナンシャルプランナーに関する基礎知識が出題されるため、短時間の学習でも合格できる可能性があります。

出題傾向も毎年ほとんど変わらないため、過去問で対策可能です。

学科試験と実技試験はいずれもマークシート形式で、両方の得点率が60%を超えれば合格となります。

採点は絶対評価のため、受検する時期によって合格ラインが変化することはありません。

このような点から、FP3級は多くの方が合格を手にする、難易度の低い資格試験と言えるでしょう。

2級FP技能士の難易度

FP2級は、以下の理由からFP3級に比べて難易度が上がると考えられています。

  • 2級は受検資格があり、基本的な知識を持つ方を対象としているため、3級よりも難易度の高い問題が出題される
  • 2級は4答択一式(3級の学科試験は〇×式および3答択一式)となり、選択肢が増える
  • 法人に関する知識も問われるなど、出題範囲が広がる

基本的に6割の得点を取れば合格できるため、学科試験は「60点満点のうち36点以上」で合格となります。

実技試験では、日本FP協会が「100点満点のうち60点以上」きんざいが「50点満点のうち30点以上」で合格です。

1級FP技能士の難易度

FP1級の学科試験合格率は、毎年10%前後と非常に難易度が高く、600時間ほどの勉強時間が必要とも言われています。

一方で、学科試験合格後の実技試験の合格率は高いため、FP1級試験突破のためには、学科試験に通ることが重要です。

実技試験は面接形式で、各分野の法制度について説明するなど難しい試験内容ですが、難易度の高い学科試験を突破した方のみが受検するため、合格率が高いと考えられます。

FP1級試験の勉強は半年以上にもおよぶため、より綿密な学習計画が必要になることは、言うまでもありません。

学習範囲も、FP3級やFP2級に比べてかなり広がることから、通信講座などを利用し、効率よく学習を進めるのも良いでしょう。

他資格の難易度を比較

ファイナンシャルプランナーとかかわりの深い、他資格の難易度について解説していきます。

今回は「FP2級と他資格の難易度」を比較していきましょう。

宅建と比較した場合の難易度

FP2級と宅地建物取引士では、宅建士のほうが難易度は高いと言えます。

FP技能士は、合格ラインが6割の正答率となっており、合格率は2級で30~40%ほどです。

宅建士は合格ラインが約7割の正答率、合格率が例年10~15%程度となっており、こうした数字からも宅建士の難易度の高さがうかがえます。

合格に必要な学習時間を見ても、一般的にFP2級が100~300時間、宅建士が200~400時間と言われているため、宅建士の方が難しいと言えるでしょう。

宅建士は不動産関連の法律が中心となっており、専門的な用語も多いのが特徴です。

一方、FPはお金にまつわる身近な用語や制度が多いため、宅建士と比較すると取り組みやすい資格試験と言えるでしょう。

簿記と比較した場合の難易度

簿記2級の合格率は15~30%と、FP2級の合格率と比較すると、簿記のほうが難易度は高いと言えるでしょう。

しかし、簿記2級合格に必要な勉強時間は、一般的に「200~350時間」と言われており、FPとさして変わりはありません。

簿記の難易度が高いと言われる理由の一つが、「計算分量の多さ」です。

FPに比べ、簿記の計算量は圧倒的に多いため、計算ミスが出やすく、それに伴う失点も多くなることが予想されます。

一方で、簿記には受検資格がなく、FP2級には受検資格があるため、資格取得までの道のりを考えると、FPの難易度は見かけ以上に高いと言えるでしょう。

税理士と比較した場合の難易度

FP2級は、税理士資格に比べて難易度が低いと言えるでしょう。

税理士試験は、実務的なものと理論的なもの両方が求められるため、最終合格まで到達するのに多くの時間を要する難易度の高い資格です。

1科目ずつ合格を目指す税理士試験は、資格を取得するまでに3~4年程度かかると言われています。

さらに必須科目である「簿記論」「財務諸表論」、税務9科目の中から3科目と、合わせて5科目に合格しなければならず、根気強さも必要となる難易度の高い資格です。

ファイナンシャルプランナーの合格率について

ファイナンシャルプランナーの合格率は、FP3級が70%程度、FP2級が25~30%程度と、国家資格試験の中では比較的、難易度が低い試験と言えます。

ただし、FP1級では学科試験合格率10%程度と、一気に難易度が高くなります。

なお、FP2級・3級の実技試験では、日本FP協会ときんざいの各科目で難易度や合格率、試験実施月が異なるため、事前によく検討してから受検科目を決めると良いでしょう。

日本FP協会の合格率

日本FP協会で実施されているファイナンシャルプランナー(FP)試験の合格率は、以下のとおりです。

3級FP技能士(日本FP協会)の合格率

試験日 学科試験 実技試験
(資産設計提案業務)
2023年9月 74.78% 77.67%
2023年5月 88.25% 86.83%
2023年1月 85.25% 88.34%
2022年9月 80.78% 84.44%
2022年5月 83.37% 90.33%
2022年1月 87.01% 90.75%
2021年9月 84.69% 80.50%
2021年5月 83.25% 76.75%
2021年1月 87.92% 86.53%
2020年9月 89.64% 88.04%
2020年5月 中止 中止
2020年1月 85.34% 79.45%
2019年9月 78.09% 79.48%
2019年5月 69.07% 86.42%
2019年1月 74.09% 83.38%
2018年9月 78.63% 86.50%
2018年5月 78.92% 90.47%
2018年1月 80.33% 89.07%

2級FP技能士(日本FP協会)の合格率

試験日 学科試験 実技試験
(資産設計提案業務)
2023年9月 53.54% 52.02%
2023年5月 48.82% 58.61%
2023年1月 56.12% 59.53%
2022年9月 42.16% 56.55%
2022年5月 49.20% 62.11%
2022年1月 41.51% 56.33%
2021年9月 50.56% 60.26%
2021年5月 55.61% 66.67%
2021年1月 44.02% 71.01%
2020年9月 49.19% 57.37%
2020年5月 中止 中止
2020年1月 41.86% 62.61%
2019年9月 43.42% 62.63%
2019年5月 40.17% 62.65%
2019年1月 48.26% 50.31%
2018年9月 39.47% 50.52%
2018年5月 42.93% 51.68%
2018年1月 45.63% 57.45%
日本FP協会
FP3級の合格率は学科が70%、実技は80~90%ほど
FP2級の合格率は学科が40~50%、実技は50~60%ほど

日本FP協会の試験では、個人申し込みの受検者が多く、実技試験ではオーソドックスな問題が出題されるため、合格率がやや高めと考えられています。

なお、日本FP協会が実施している実技試験の科目は「資産設計提案業務」です。

きんざいの合格率

金融財政事情研究会(きんざい)にて実施されているファイナンシャルプランナー(FP)試験の合格率は、以下のとおりです。

3級FP技能士(きんざい)の合格率

試験日 学科試験 ※実技試験
2023年9月 37.19% 57.87%
2023年5月 54.13% 59.80%
2023年1月 56.00% 50.95%
2022年9月 43.41% 49.46%
2022年5月 49.03% 52.22%
2022年1月 62.52% 45.98%
2021年9月 53.31% 46.29%
2021年5月 47.81% 53.16%
2021年1月 63.75% 57.29%
2020年9月 69.28% 47.08%
2020年5月 中止 中止
2020年1月 65.43% 49.17%
2019年9月 62.77% 44.38%
2019年5月 42.76% 49.25%
2019年1月 51.91% 47.75%
2018年9月 61.64% 42.92%
2018年5月 57.84% 53.22%
2018年1月 65.34% 56.46%

2級FP技能士(きんざい)の合格率

試験日 学科試験 ※実技試験
2023年9月 22.75% 40.80%
2023年5月 17.51% 39.49%
2023年1月 29.07% 35.14%
2022年9月 15.75% 38.05%
2022年5月 22.11% 32.80%
2022年1月 19.50% 45.34%
2021年9月 25.46% 40.03%
2021年5月 33.82% 44.76%
2021年1月 23.42% 45.58%
2020年9月 33.10% 48.09%
2020年5月 中止 中止
2020年1月 28.81% 38.45%
2019年9月 20.97% 39.00%
2019年5月 28.24% 30.50%
2019年1月 31.11% 37.48%
2018年9月 21.45% 26.74%
2018年5月 28.24% 30.50%
2018年1月 28.53% 38.00%

きんざい(金融財政事情研究会)
FP3級の合格率は、学科が50~70%、実技は40~60%ほど
FP2級の合格率は、学科が20~30%、実技は20~40%ほど

きんざいの試験については、法人申し込みの受検者が多いことや、専門性の高い実技試験問題により、合格率がやや低くなっていると考えられるでしょう。

なお、きんざいが実施している実技試験の科目は、FP2級では「個人資産相談業務」「中小事業主相談業務」「生保顧客資産相談業務」「損保顧客資産相談業務」の4種類の中から、FP3級については、「個人資産相談業務」「保険顧客資産相談業務」の2つから1種類を選択し受検します。

※FP試験は年3回実施されますが、きんざい2級の実技試験において「中小事業主相談業務」は年2回(9月・1月)「損保顧客資産相談業務」は年1回(9月)の実施に限られています。

1級FP技能士(学科)の合格率(きんざい)

試験日 学科試験
2023年9月 13.00%
2023年5月 3.51%
2023年1月 10.38%
2022年9月 12.28%
2022年5月 9.39%
2022年1月 6.67%
2021年9月 13.03%
2021年5月 20.05%
2021年1月 9.95%
2020年9月 15.01%
2020年5月 中止
2020年1月 11.81%
2019年9月 10.14%
2019年5月 11.77%
2019年1月 8.45%
2018年9月 8.24%
2018年1月 14.52%

きんざいでは、毎年1月と9月に1級FP技能検定試験を実施していましたが、2019年より5月にも実施されることになったため、試験回数が3回に増えています。

FP1級(学科)の合格率は、10%程度と非常に難易度が高いと言えるでしょう。

1級FP技能士(実技)の合格率(きんざい)

試験日 学科試験
2023年2月 86.07%
2022年9月 84.59%
2022年6月 85.98%
2022年2月 85.88%
2021年9月 85.16%
2021年6月 85.27%
2021年2月 88.49%
2020年6月 中止
2020年9月 86.34%
2020年2月 84.92%
2019年10月 83.10%
2019年6月 85.69%
2019年2月 86.46%
2018年6月 85.45%
2018年2月 86.45%

2019年より、1級FP技能検定試験の実技試験(資産相談業務)についても、年3回実施されるようになりました。

FP1級(実技)の合格率は80%程度と高くなっています。

実技試験は「口頭式問形式」であるため、この形式の試験対策がしっかりできているかどうかが、合否の分かれ目になるでしょう。

ファイナンシャルプランナーは独学で合格できる?

ファイナンシャルプランナーを独学で合格できるかどうかは、級ごとに異なります。

以下より、独学合格が可能かどうか級ごとに見ていきましょう。

FP3級は独学合格が十分に可能

FP3級は独学でも十分合格可能と言えるでしょう。

実際、多くの方が市販の教材を使用し、独学で合格を手にしています。

というのも、FP3級はFP資格における入門レベルであり、合格率は40~80%と高いことから、国家資格の中では比較的易しい試験と言えるでしょう。

FP3級の試験では、基礎的な知識を問われる問題が多く、過去問からの流用問題も頻繁に出題されています。

もちろん、全く勉強しなくても合格できるような試験ではないため、テキストや過去問を繰り返し、合格できる実力を十分身に付けることは必須です。

FP2級は独学合格も可能!しかし難易度が高い

FP2級では、出題形式が4肢択一となり、試験範囲も広く、より専門的な知識を求められるため、独学で合格するにはしっかりとした対策が必要です。

FP3級と比較すると、合格率も20~60%とぐっと下がっていることからも、試験の難易度がうかがえます。

学習に必要な時間も増えるため、通信講座等の使用を視野に入れた方が良いケースも出てくるでしょう。

さらに、FP2級には受検資格があるため、受検生のレベルも3級に比べると格段に上がっており、実際には合格率以上に難しい試験であるといえます。

FP2級に合格するには、法改正への対応や分からない問題への対策方法をはじめ、綿密な学習スケジュールをもとに、継続的に勉強を続けていく強い精神力が必要です。

FP1級は独学では困難

FP1級ともなると、難易度は各段に上がり、独学で合格するのは非常に難しいと言えるでしょう。

合格率は7~18%という狭き門であり、受検者が2級合格者や実務経験者のみであることから、合格率以上に難易度の高い試験と考えられます。

FP1級は試験内容がより深く細かくなるため、質の高いインプットとアウトプットが欠かせません。

より多くの学習時間が必要になるため、通信講座などを利用し、効率良く知識を深めていくのも良いでしょう。

ファイナンシャルプランナーのおすすめ勉強方法

ファイナンシャルプランナー試験に挑戦しようと思った時、まず気になるのが「どのように勉強すればいいのか?」ということでしょう。

ファイナンシャルプランナーは各級によっても難易度が異なるため、それぞれのレベルに合った対策をしっかり行い、試験に臨む必要があります。

ファイナンシャルプランナーのおすすめ勉強方法から、あなたに合った学習法を見つけることで、ファイナンシャルプランナー合格への一歩となるでしょう。

過去問を中心とした学習

ずばり、FP試験に合格するためのおすすめ勉強法は「過去問中心の学習」です。

たとえば、FP2級は幅広い範囲を学習する必要があるため、各分野を理解できるまで、テキストをじっくり読み込む方も多いのではないでしょうか。

分野によっては苦手科目も出てくるため、さらに多くの勉強時間が必要になります。

それならば、過去問を中心に、間違った問題について解説とテキストにより、理解を深める方が効率的ではないでしょうか。

過去問を中心に、苦手科目など理解できていない分野について復習していくことが、短時間で確実に合格を目指す秘訣と言えるでしょう。

おすすめテキスト

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過去問中心の学習と合わせて、直前予想問題を取り入れれば、本試験はまさに怖いものなし!といったところでしょう。

他にも、頻出の計算問題を集めた「計算ドリル」や、直前期の暗記に役立つ「直前つめこみノート」など、FP試験の直前対策に役立つコンテンツを厳選収録しており、万能な1冊となっています。

通信講座を利用する

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ファイナンシャルプランナーの難易度・合格率:まとめ

ファイナンシャルプランナーは各級によって難易度や合格率が異なります。

FP2級、FP3級については、過去問を中心としたアプローチが効果的である一方、FP1級については、より高度な知識を求められるため、通信講座などを取り入れるのも効果的であると言えるでしょう。

ファイナンシャルプランナーは、級が上がるにつれて合格に必要な勉強時間も増えるため、挫折を回避するためにも効率の良い学習を継続する必要があります。

お金のプロと呼ばれるファイナンシャルプランナーは、一生もののスキルとして、あなたのライフプランを充実させるほか、仕事上においても、金融業界や不動産業界など、多方面での活躍が期待されるでしょう。

本記事を参考に、難易度や合格率からあなたに合った学習方法を見つけ、ファイナンシャルプランナー資格合格を目指してください。

また、ファイナンシャルプランナーは通信講座での試験対策もおすすめです。

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