NTTドコモは10月3日、外国人向け日本語会話トレーニング支援サービス「Japanese Language Training AI」を開発し、12月12日から2019年6月12日までトライアル提供すると発表した。料金は無料。対応機種はiOS 10.0以上のiPhone、対応言語は英語およびベトナム語。

  • Japanese Language Training AIのイメージ

    Japanese Language Training AIのイメージ

新サービスは、利用者の発音や言い回しをサポートAI(人工知能)が判定しアドバイスすることで、日本語会話のトレーニングを可能にする。

  • サポートAIの機能

    サポートAIの機能

  • 日本文化や方言の体験機能

    日本文化や方言の体験機能

正しい日本語の発音ができているか否かではなく、相手に伝わる発音か否かを判定しアドバイスする機能や適切な言い回しか否かを判定しアドバイスする機能により、自然な表現で伝えられる日本語を習熟できるようサポートする。

また、同サービスは、あらかじめ用意した例文を学ぶ一般的な語学教材と異なり、利用者が自由に文章をアプリ上で作成すると、サポートAIが判定してアドバイスする機能を搭載。

同サービスに関しては、日本語教育に力を入れているというベトナムのFPT大学およびFPTジャパンホールディングスの学生が利用し、学習支援効果の検証を予定している。同実証実験を通じてユーザーの意見などのフィードバックを受け、サービスにさらなる向上を図る考えだ。