京王電鉄は5月25日、AIを活用した新たな事業領域を開拓するため、電気通信大学の大学院教授である坂本真樹氏との共同出資による新会社「感性AI株式会社」を設立することを発表した。

  • AIを活用して沿線価値を向上させる新会社

    新会社による事業・サービスの概要

坂本真樹氏は、言葉と五感との関係性に着目し、主観的であいまいな「言葉」や「オノマトペ(擬音語・擬態語)」について、AIを活用しながら、数値化して客観的に評価する研究を行っている。

  • 「オノマトペ感性評価システム」イメージ

    言葉から印象を数量化する「オノマトペ感性評価システム」イメージ

新会社では、企業や団体の新商品開発・マーケティング等の課題解決に向けたサービスを提供していくとともに、沿線の大学とオープンイノベーションに取り組むことで、沿線価値向上につなげていく。