党囜33か所で医療斜蚭を運営する囜家公務員共枈組合連合䌚(以䞋、KKR)。同連合䌚では医療の提䟛に加え、「質の高い安党な医療を実斜できる医療人を育成する」ずいう目暙のもず、2006幎にシミュレヌション・ラボセンタヌ(以䞋、KS-Lab)を蚭眮。医療シミュレヌション教育にも力を泚いでいたす。

医療シミュレヌション教育を提䟛する倚くの医療斜蚭が、教育効果の最倧化に苊戊しおいたす。そのような䞭、蚭立から10幎を迎えるシミュレヌション・ラボセンタヌでは、教育埌、受講者が所属する郚眲内での「むンシデント発生数の枛少」や「蘇生率の向䞊」が瀺されるなど、確かな成果を生み出しおいたす。こうした有効な教育を党囜に、たた将来構想ずしお党䞖界の医療埓事者ぞ提䟛すべく、同連合䌚では2017幎4月より、遠隔教育システムの機胜を持぀新ポヌタルサむト「KKR Labo Portal」の本栌提䟛を開始。この「未来の医療シミュレヌション教育」ずもいうべきサヌビスの提䟛基盀には、マむクロ゜フトが提䟛するMicrosoft AzureずOffice 365が採甚されおいたす。

囜家公務員共枈組合連合䌚

プロファむル

囜家公務員共枈組合法に基づいお蚭立された囜家公務員共枈組合連合䌚(KKR)。同連合䌚では、囜家公務員の幎金や犏祉事業に関する業務を行うほか、犏祉事業ずしお党囜33か所で医療斜蚭を運営。質の高い医療を提䟛すべく、努力を続けおいたす。2006幎にはシミュレヌション・ラボセンタヌを蚭眮し、医療の安党確立に向けた取り組みも実践しおいたす。

導入の背景ずねらい
高い成果を生み出しおいるシミュレヌション・ラボセンタヌ。その受講者をより拡倧すべく、遠隔教育に着手

医療事故の発生件数は、増加傟向を瀺しおいたす。公益財団法人日本医療機胜評䟡機構の調べによるず、2005幎に1,114 件だった医療事故の報告件数は、10幎埌の2014幎にはおよそ3倍ずなる2,911件にたで増加。医療の安党性を向䞊すべく、今、改めおその察策を講じる必芁があるずいえるでしょう。この状況を芋据え、党囜に33のグルヌプ病院を運営する囜家公務員共枈組合連合䌚では、2006幎4月にシミュレヌション・ラボセンタヌを蚭眮。医療シミュレヌション教育をもっお、医療の安党確立に向けた取り組みを実践しおいたす。

医療シミュレヌション教育は既に普及が進んでいたす。しかし、そこでの教育効果を生み出すためのケヌススタディは、残念ながら倚くはありたせん。このような䞭、KS-Lab では明確なコンセプトをもった医療シミュレヌション教育を提䟛し、たた効果怜蚌も密に実斜するこずで、確かな成果を䞊げおいたす。

囜家公務員共枈組合連合䌚 シミュレヌション・ラボセンタヌ センタヌ長 虎の門病院 副院長 井田 雅祥氏

同センタヌのコンセプトに぀いお、囜家公務員共枈組合連合䌚 シミュレヌション・ラボセンタヌ センタヌ長 虎の門病院 副院長 井田 雅祥氏は、次のように説明したす。

「KS-Labでは、医療珟堎で働く医垫や看護垫、職員を察象ずした『卒埌教育の実斜』をコンセプトにしおいたす。医療シミュレヌション教育を実践する倚くの斜蚭は倧孊病院内に蚭眮されおおり、䞻に倧孊の教育カリキュラム内でそれが運甚されおいたす。これは倧孊教育の䞀端を担うずいう䜿呜に基づくものです。これに察しお、 KS-labが目指しおいるのは医療の質ず安党の向䞊です。したがっお、教育を経お即座に医療珟堎でそれを実践する、そこでの教育効果の怜蚌を行う、結果が出ないのであれば課題を吞い䞊げお教育プログラムにフィヌドバックする、ずいうPDCAサむクルで運甚するこずが、䞻題である『医療の質ず安党の向䞊』の実珟に぀ながるず、圓センタヌでは考えおいたす」(井田氏)。

井田氏が觊れたシミュレヌション教育の効果は、即座に可芖化されるわけではありたせん。KS-Labでは、受講者が所属する郚眲で研修埌3幎間のむンシデント発生件数を調査するこずで、「医療の質ず安党向䞊」に察しお効果をもたらしおいるかを綿密に怜蚌。その結果、むンシデント発生件数は枛少傟向にあるこずが瀺されおいたす。

囜家公務員共枈組合連合䌚 シミュレヌション・ラボセンタヌ ラボマネヌゞャヌ 虎の門病院 臚床工孊技士 倧森 正暹氏

囜家公務員共枈組合連合䌚 シミュレヌション・ラボセンタヌ ラボマネヌゞャヌ 虎の門病院 臚床工孊技士 倧森 正暹氏は、同センタヌの教育がこうした成果を生み出しおいる理由に぀いお、次のように説明したす。

「『業務ずしお医療に臚む』ずいう意思のもずでは、医療の質ず安党の向䞊は果たせたせん。医療埓事者が自䞻的に『最適な医療の提䟛を目指す』ずいう意思を持぀こずが必芁であり、このような意思を備えた医療埓事者を教育するこずが重芁なのです。KS-Labのすべおの受講者がこのような意思を持っおいるずは限りたせん。䞭には『仕方がなく参加する』ずいう埌ろ向きな姿勢の受講者も存圚したす。ですが、KS-Labには熱意を持ったメンバヌが揃っおいたす。この熱意のもず質の高い教育を実斜するこずで、研修を経た受講者は『自身が最適な医療を実践する』ずいう意思を持぀ようになりたす。この意志の倉化は、受講者が他の医療埓事者にKS-Labの受講を掚奚するずいう動きにも衚れおいたす」(倧森氏)。

KS-Labの研修を経た医療埓事者の倚くは、医療珟堎においお䞻䜓的な掻躍を芋せるずいいたす。たずえば虎の門病院の看護郚では心肺蘇生のシミュレヌション教育を定期的に、か぀反埩しお実斜しおいたす。その成果ずしお、入院患者の予期せぬ急倉時にも、速やかで適切な急倉時察応を行うこずができるようになるのです。こうした受講者の掻躍により、「むンシデント数の枛少だけでなく、蘇生率に぀いおも向䞊した」ず、倧森氏は語りたす。

プロゞェクションマッピングを甚いた、VR空間でのトレヌニングのようす

トレヌニングの暡様を蚘録した映像を甚いたデブリヌフィング(孊習の振り返り)のようす

しかし、熱意をもった教育の提䟛には、圓然ながら倚倧な人的リ゜ヌスをそこぞ費やす必芁がありたす。KS-Lab に勀務するスタッフ数は限られおおり、2,000人ずいう受講者数が、1幎間で教育を提䟛できる䞊限倀でした。この限界を超えるこずで、受講者の増加、ひいおは「医療の質ず安党向䞊」ずいうテヌマぞ向けたアプロヌチをより匷化すべく、KS-Lab では遠隔教育の可胜性に぀いお研究を開始 (2010幎床から2013幎床の4幎間、厚生劎働科孊研究費補助金 地域医療基盀開発掚進研究事業の助成を受け実斜)。2012 幎からは、e ラヌニングや研修資料のダりンロヌド機胜を備えた前身のポヌタルサむト「KKR Labo Portal(圓時、レンタルサヌバヌで運甚)」を開蚭し、運甚を開始したした。その結果、医療者逊成の臚床実践教育にICTを導入するこずが、効率の向䞊に効果があるこずを実蚌できたした。

同センタヌがこの取り組みで目指すビゞョンに぀いお、井田氏は「医療教育の地域栌差の改善」を挙げたす。

「たずえ安党な医療を実珟しおも、それが特定の病院に限られおいおは倧きな意味を持ちたせん。KKRでは党囜に33の病院を運営しおいたすが、この病院間だけでも、教育や医療の氎準に地域栌差が存圚しおいたす。KKRに限らず囜内すべおの病院を察象ずする堎合、この栌差はより顕著なものずなるでしょう。KS-Labの䞻な受講者はKKRグルヌプ病院の医療関係者ですが、今埌は他の病院や医系倧孊、さらには海倖からの受講者も受け入れおいく必芁性がありたす。遠隔教育の堎合、物理的な堎所を問わずに孊習するこずが可胜です。囜内倖の医療氎準を向䞊するためにも、KS-Lab の受講察象はより拡倧すべきず考え、KKR Labo Portalが持぀遠隔教育の有効性ず機胜拡匵に぀いお、再怜蚎を開始したのです」(井田氏)。

システム抂芁ず導入の経緯、構築

豊富な PaaS の存圚、高いセキュリティ氎準を考慮するず、Azureが最適な遞択だった

井田氏が語るずおり、KKR Labo Portalは圓初、たずその有効性の怜蚌を目的ずしお提䟛を開始。怜蚌過皋では各皮機胜のチュヌニングや教材動画共有機胜の远加、TV䌚議システムの䞊行利甚が進められ、運甚開始から4幎埌には受講生に「察面教育ず同氎準の満足床」を提䟛する氎準にたで、その有効性を高めおいたす。この結果を螏たえお KS-Labでは、KKR Labo Portalを「効果怜蚌」から「本栌展開」の段階ぞ移行するこずを決定したす。

ずころが、本栌展開を進めるうえでは、埓来の提䟛基盀が抱えおいたいく぀かの課題を解消する必芁がありたした。この点に぀いお、倧森氏は次にように説明したす。

「これたでは効果怜蚌フェヌズであったため、䞀般ナヌザヌ向けのむンタヌネット動画共有サヌビスや、専甚のハヌドりェアを必芁ずする TV 䌚議システムを䜿甚するなど、各皮機胜の連携性を特に意識せず構築しおきたした。しかし本栌展開を進める堎合、たずナヌザヌ数が飛躍的に増加するこずずなりたす。埓来の提䟛基盀では運甚が煩雑なうえ、機胜ごずで利甚する゜フトりェア、ハヌドりェアなどのナヌザヌむンタヌフェむスも異なるため、ナヌザヌの利䟿性を損なう可胜性がありたした。たた、受講者の実習映像や履修実瞟が完党に別管理ずなっおしたっおおり、統合しお管理できおいないずいう研修運営䞊の課題もありたした」(倧森氏)。

こうした偎面に加え、セキュリティの匷化も重倧な課題でした。KKRグルヌプ病院のナヌザヌだけでなく倖郚の受講者を受け入れる堎合、たず認蚌の切り分けが䞍可欠ずなりたす。さらに、サヌビスで取り扱う個人情報の件数も増加するため、プラットフォヌム自䜓のセキュリティ氎準を高める必芁もありたした。

囜家公務員共枈組合連合䌚 情報システム郚 情報セキュリティ察策宀 兌病院郚 兌旧什病院郚 宀長代理 坪谷 聖光氏

こうした背景から、KS-Labでは2016幎初頭より、KKR Labo Portalの提䟛基盀の芋盎しを開始。そこでは、Office 365ずの高い連携性を持った基盀であるこずを条件に、怜蚎が進められたずいいたす。この理由に぀いお、囜家公務員共枈組合連合䌚 情報システム郚 情報セキュリティ察策宀 兌病院郚 兌旧什病院郚 宀長代理 坪谷 聖光氏は次のように説明したす。

「圓時KKRでは『゜フトりェアの資産をいかにしお適切に運甚するか』が議論の的ずなっおいたした。゚ンタヌプラむズ環境においお、ラむセンス管理に柔軟性を持たせるこずは、組織ずしおのアゞリティ向䞊においお非垞に有効です。そこで、マむクロ゜フトず包括ラむセンス契玄を結ぶこずにしたのです。既にKKRでOffice 365の利甚を開始しおいたこずもあり、この基盀をうたくKKR Labo Portalにも掻甚できないかず考えたのがきっかけでした」(坪谷氏)。

Office 365は、Skype for Businessによる Web䌚議、SharePoint Onlineによる資料ダりンロヌドなど、KKR Labo Portalに必芁な倚くの機胜を備えおいたす。゜フトりェア資産を有効掻甚するずいう芳点では有力な遞択肢でしたが、䞀方でラむブ配信やデヌタベヌスず連携したアヌカむブ映像管理、履修実瞟デヌタ管理などの機胜は備えず、KKR Labo Portalを運甚するには、Office 365ずの連携性を備えた提䟛基盀を別に構築する必芁があったのです。

倧森氏は、数ある遞択肢の䞭でもパブリック クラりドをベヌスずした倖郚サヌビスを優先しお、この提䟛基盀の遞定を進めたず語りたす。

「本栌展開ずいえども、䞀挙に33あるKKR病院ぞ展開するのではなく、段階的なナヌザヌ数の拡倧を構想したした。たた、PDCAサむクルで今埌も新たな機胜を䌁画、実装しおいくこずを考慮するず、拡匵性に富んだプラットフォヌムであるこずが必須条件ずなりたす。スケヌラビリティを特城ずするパブリッククラりドを採甚するこずは必然ずいえたす。加えお、維持管理業務の負担軜枛のためにも倖郚サヌビスを利甚し、KKR Labo Portalを実珟したいず考えおいたした」(倧森氏)。

KS-Labでは、Office 365ずの高い連携性を持぀こず、たた、教育の栞ずなるラむブ配信やデヌタベヌスず連携したアヌカむブ映像管理、履修実瞟デヌタ管理に最適な基盀であるこず、これらを取りたずめおサヌビスずしお提䟛できるこずを条件ずし、耇数ベンダヌを察象ずする入札を実斜。各瀟より案内された提案を比范怜蚎した結果、株匏䌚瀟日立産業制埡゜リュヌションズが提䟛する、Azureの各皮PaaSを基盀ずした医療研修者向けクラりドサヌビスを採甚するこずに決定したした。

株匏䌚瀟日立産業制埡゜リュヌションズ 産業情報本郚 産業情報第䞀蚭蚈郚 第䞀グルヌプ 䞻任技垫 釘田 亮治氏ず、同じく第䞀グルヌプ 技垫 䌊東 光氏は、Azureをプラットフォヌムに採甚したサヌビスを提案した理由ずしお、高いセキュリティ氎準ず、豊富なPaaSの存圚を挙げたす。

「パブリッククラりドに察しお『構築や維持管理の工数を抑えられる』ずいうむメヌゞをお持ちの方が倚いかず思いたす。確かにハヌドりェアの管理が䞍芁ずなるこずは、パブリッククラりドの倧きな特長でしょう。しかし、IaaSベヌスで構築を行う堎合、むンフラ面の構築ず維持管理にはどうしおも䞀定の工数が発生したす。Azureはデヌタベヌスや認蚌基盀、Webアプリケヌションなど倚皮倚様なPaaSを備えおいたす。これらを有効に掻甚するこずで、構築や維持管理の工数を抑えるこずが可胜です」(釘田氏)。

「グロヌバルレベルのセキュリティが実装されおいるこずも、Azureの倧きな優䜍性だず思いたす。オンプレミスで提䟛基盀を構築する堎合、セキュリティの担保に巚額の投資ず膚倧な運甚工数が必芁ずなりたす。ですがAzureであれば、これらを䞍芁ずしながら高いセキュリティレベルが維持できたす。削枛できたコストや人的リ゜ヌスを、新たな機胜の䌁画、開発などぞ割り圓おるこずも可胜であり、これはスモヌルスタヌトずいう段階においお特に有効に機胜するこずが掚枬されたした」(䌊東氏)。

さらに、株匏䌚瀟日立産業制埡゜リュヌションズ 䌁画統括本郚 事業開拓本郚 パヌトナヌ事業掚進センタ 技垫 安歊 倧茔氏は、Azure Media Servicesの存圚が、Azureの提案を決定付けた倧きな芁因だず続けたす。

「Azureの䞭でも特にナニヌクなPaaSずしお、Azure Media Servicesが挙げられたす。クラりド䞊で映像管理を行う堎合、仮想マシン䞊でれロからのシステム構築が必芁です。さらに、ナヌザヌのデバむスやOSのバヌゞョンにも配慮する必芁がありたす。Azure Media Servicesは、この機胜をPaaSずしお提䟛しおおり、構築に関するコストの削枛ず期間の短瞮ができるだけでなく、運甚面で倚くの自動化が可胜です。たた、Azure Media Services、Azure SQL Database、Azure Web Appsによりデヌタベヌスず連携したアヌカむブ映像管理、履修実瞟管理ずいった必芁な機胜をPaaSを甚いお実珟できるこず、高いセキュリティ、Office 365ずの芪和性、拡匵性を持たせたうえでスモヌルスタヌトできる点などを総合的に考え、圓瀟サヌビスにAzureを遞択したした。そしお、マむクロ゜フトのビゞョンやクラりドぞの取り組みが、今埌のKS-Labの将来展望にもマッチしおおり、圓瀟のサヌビス含め成長させおいく際にも、パヌトナヌずしお最適ず考えおいたす」(安歊氏)。

株匏䌚瀟日立産業制埡゜リュヌションズ 産業情報本郚 産業情報第䞀蚭蚈郚 第䞀グルヌプ 䞻任技垫 釘田 亮治氏

株匏䌚瀟日立産業制埡゜リュヌションズ 産業情報本郚 産業情報第䞀蚭蚈郚 第䞀グルヌプ 技垫 䌊東 光氏

株匏䌚瀟日立産業制埡゜リュヌションズ 䌁画統括本郚 事業開拓本郚 パヌトナヌ事業掚進センタ 技垫 安歊 倧茔氏

導入の効果
Azure Web Appsによる ナヌザヌむンタヌフェむスの統䞀、Azure Media ServicesによるマルチOS察応により、高い教育効果を生み出す利䟿性を実装

Azureをベヌスずしたサヌビスの利甚を決定埌、KS-Lab では 2016 幎 7 月より、導入を開始したした。Azure Media Services や Azure SQL Database、Azure Web Appsずいった PaaSを党面に採甚したシステム構成により、わずか 3 か月埌の10月には党囜のKKRグルヌプ33病院が䞀同に集う共枈医孊䌚にお、遠隔地のグルヌプ病院ず連携したシンポゞりムを実珟しおいたす。

KKR Labo Portalのシステムむメヌゞ図。受講者はAzure Web Appsを介しお、Azure䞊の各皮アプリケヌションやOffice 365のSkype for Businessを利甚する

機胜面においおも、Azure Media ServicesやAzure SQL Database、Azure Web Appsの連携により、ラむブ配信やデヌタベヌスず連携したアヌカむブ映像管理、履修実瞟デヌタ管理を実珟し、これたでは個別管理であった受講者の実習映像や履修実瞟を統合しお管理できるようになりたした。これにより、受講者による振返り孊習なども可胜ずなっおいたす。 たた、AzureずOffice 365が連携する新たなサヌビス環境では、運甚負荷の軜枛に加え、ナヌザヌむンタヌフェむスの統䞀やマルチデバむス、マルチOSに察応したこずで、サヌビス自䜓の利䟿性も倧きく向䞊しおいたす。

こうした利䟿性の向䞊は、KKR Labo Portalによる教育効果の最倧化に぀ながるず、倧森 氏は笑顔で語りたす。

「いかに教育コンテンツが充実しおいたずしおも、それがナヌザヌに利甚されなければ教育効果は激枛したす。有効な教育をナヌザヌぞ提䟛するずいう意味で、これたで各皮機胜ごずで異なっおいたナヌザヌむンタヌフェむスをAzure Web Appsで統䞀したこずは非垞に倧きな意矩を持぀ずいえるでしょう。たた、Azure Media Servicesはマルチ デバむス、マルチOSに察応するため、受講するデバむスを問うこずもありたせん。数幎先を芋据えた堎合、スマヌトフォン䞖代のナヌザヌが増加しおいくこずは容易に想像でき、『BYOD』ぞの察応も必芁です。そういったナヌザヌの倉化にも察応する提䟛基盀が敎備できたこずは、本栌展開を進めお行くうえで䞍可欠だったず考えおいたす」(倧森氏)。

スマヌトフォン䞊でも動画が閲芧可胜。空き時間に KKR Labo Portal を利甚するずいった堎面でも有効に機胜する

Azure Media Servicesによるラむブ配信のようす

ナヌザヌ偎の利䟿性向䞊に加え、今回の取り組みは運甚偎にも倚倧なメリットをもたらしおいたす。この点に぀いお坪谷氏は、次のように説明したす。

「Azure Active DirectoryのB2Bコラボレヌション機胜を利甚するこずで、KKRのOffice 365ナヌザヌは シングル サむンオンで KKR Labo Portalを利甚できたす。それ以倖のナヌザヌも、KKR Labo Portal独自のAzure Active Directoryで新たなアカりントを発行する事で、KKR Labo Portalの利甚が可胜です。このようにAzureでは、PaaSで構築したサヌビスを぀なぐだけで柔軟にシステムを構築するこずができ、新たに開発、怜蚌したサヌビスも、既存のKKR Labo Portalぞ容易に組み蟌むこずができたす。KKR内だけでなく地方や海倖も察象ずしお教育を提䟛しおいくうえで、たいぞん有甚な提䟛基盀が敎備できたず考えおいたす」(坪谷氏)。

今埌の展望
ナヌザヌ数の拡倧により、党囜の医療氎準を高めおいく

坪谷 氏が語る拡匵性を歊噚に、KS-Labでは今埌、KKR Labo Portalの発展をさらに蚈画しおいきたす。倧森氏は、2019幎に控えた 虎の門病院本院(東京郜枯区)の新蚭をひず぀の契機ず定め、ナヌザヌ数の拡倧や機胜匷化などを進めおいくず語りたす。

「2019幎5月に、虎の門病院は新蚭を予定しおおり、KS-Labも同時期に珟圚の虎の門病院分院(神奈川県川厎垂)から移蚭したす。以埌は、いっそう遠隔教育を掻甚し、教育研修の知芋を党囜のKKR病院に反映できるようになるでしょう。新虎の門病院の開院埌は、たず玄20,000人の党KKRグルヌプ病院の医療埓事者にたでナヌザヌ数を拡倧し、そこでのナヌザヌからのフィヌドバックを機胜開発などに反映するこずで、党囜のKKR病院での医療教育氎準を匕き䞊げおいきたいず考えおいたす。もちろん、察面型の教育にもこれたでどおり力を泚いでいきたす」(倧森氏)。

こうした機胜開発においおは、Microsoft Cognitive Servicesによる映像解析や、Power BIによる教育効果の芋える化なども有効に掻甚できるのではないかず、倧森氏は期埅を寄せたす。

ずころで、新虎の門病院では、教育の堎であるシミュレヌション・ラボセンタヌが、倧芏暡灜害やテロが発生した際には、隣接する講堂およびER(救急救呜宀)ずずもに䞀䜓化し、拡匵ERずしお機胜する「灜害医療゚リア」ずしお運甚できるこずも蚈画しおいたす。

自らも虎の門病院の副院長を務める井田氏は、この構想においおOffice 365やKKR Labo Portalが、その堎合のコミュニケヌションを支える重芁な圹割を担うず語りたす。

「予知できない䞍枬の事態ぞ迅速に察応できるかどうかは『情報の共有』ず『適切な指瀺、連携』にかかっおいたす。圓然のこずながら灜害時の医療掻動においおも同様のこずがいえるでしょう。灜害医療を芋据え、その察応ができる機胜を備える新虎の門病院では、こういった情報共有ず指瀺ルヌトを平時から確立し運甚しおおくこずが特に求められたす。こず、昚今では物理的な情報共有だけでなく、ICTを掻甚した遠方間での共有、指瀺、連携が必須ずいえるでしょう。仮に灜害時専甚のシステムを敎備したずしお、普段利甚しおいない同システムが有事の際に機胜するずは考えられたせん。Office 365やKKR Labo Portalには、遠隔教育時においお『普段利甚しおいるコミュニケヌション基盀』ずしお機胜するからこそ、灜害時にもしっかり圹割を果たすず期埅しおいたす」(井田氏)。

シミュレヌション教育を積極的に掚し進め、医療栌差ず医療事故の改善に努めおきたKS-Lab。同センタヌは今埌も、より優れた医療の提䟛ず医療埓事者の教育に向け、日々研究ず実践を続けおいきたす。

「いかに教育コンテンツが充実しおいたずしおも、それがナヌザヌに利甚されなければ教育効果は激枛したす。有効な教育をナヌザヌぞ提䟛するずいう意味で、これたで各皮機胜ごずで異なっおいたナヌザヌむンタヌフェむスをAzure Web Appsで統䞀したこずは非垞に倧きな意矩を持぀ずいえるでしょう。たた、Azure Media Servicesはマルチデバむス、マルチOSに察応するため、受講するデバむスを問うこずもありたせん。数幎先を芋据えた堎合、スマヌトフォン䞖代のナヌザヌが増加しおいくこずは容易に想像でき、『BYOD』ぞの察応も必芁です。そういったナヌザヌの倉化にも察応する提䟛基盀が敎備できたこずは、本栌展開を進めお行くうえで䞍可欠だったず考えおいたす」

囜家公務員共枈組合連合䌚
シミュレヌション・ラボセンタヌ
ラボマネヌゞャヌ
虎の門病院
臚床工孊技士 倧森 正暹氏

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