システムやツールの変更などにより、突如として"情報の洪水"が発生する場合がある。ID/PASSの発行・管理プロセスやツールの学習時間などが消えてしまい、考慮から外れた工数が情報量を急増させるケースだ。そんな場合は、往々にして確たる情報のソースが埋もれて見当たらなくなり、どのメッセージが信頼できるかもわからない状況に陥る。こういう事態に備える意味でも、ファイルやメールの整理整頓は重要なのである。
西暦フォルダとGet-ChildItem
さて、デスクトップやファイル/フォルダのカイゼンを図るべくPowerShellとタスクスケジューラーにより毎朝9時に西暦日付フォルダを自動作成する仕組みを構築した筆者(記事)であるが、やはり情報管理にとても効果的。特にGet-ChildItemコマンド(ls/dir/gci)との相性が良い。デスクトップに自動生成されるフォルダは西暦の規則(20260609)があるわけだからワイルドカードを使って
dir 2026*
とすればズラリと一覧できる。
6月だけを表示させる場合は
dir 202606*
と06まで含めてやると
一階層だけ下のフォルダのなかを表示させるには、パイプ(|)を使ってForEach-Object処理を行う% { }で再度dirを行う。
dir 202606* -dir | % { dir $_ }
こちらにGet-ChildItemコマンド(公式)の詳細が記載されているが、さらに中身の構造を表示させるオプション-Recurseをつけてやると下層にあるフォルダまで含めて総覧でファイルを表示する。
dir 202606* -Recurse
運用を考えて良さげなスニペットを選びコマンド化する
西暦日付フォルダの中には、ダウンロードした際にファイル名に主題がそのまま日本語で記されたファイルも入れていこうと考えている。通達や告知に行われるPDFもそうだし、先日構築したようなsnip(snippingtool)でキャプチャしてそのまま、ファイル名にメモ書きした日本で保存。というような使い方だ。
そうすると、西暦日付フォルダ直下にメモのように一覧できるようになる。となるとdir 202606* -dir | % { dir $_ }が良い。コマンド名はdeskmemoにして、スクリプトの2026*の部分を長期対応させてdir 20*にして、
function deskmemo {
dir 20* -dir | % { dir $_ }
}
のようなのが良さそうだ。edit $PROFILEでPowerShellのプロフィールを開いて上記を追記して、.$PROFILEで反映させる。
そしてdeskmemoを入力すると
西暦日付フォルダとキャプチャによる日本語メモがとても相性がよい。とりあえず忘れないようにというようなものは、サクッとsnipして日本語メモ保存。そうすると情報が集積されて探しやすくなるし忘れにくくもなる。






