H3ロケット10号機の機体移動が10月19日13時半より実施され、無事完了した。同ロケットが搭載するのは、火星衛星探査機(MMX)。初めてロングフェアリングを適用した打ち上げとなっており、これで30S、22S、24L、24Wと、H3ロケットの主要ラインナップが揃った。打ち上げは20日4時41分3秒に実施される予定だ。
ロングフェアリングはショートフェアリングより6m長く、ロケット全体の高さは約63mとなる。24Wよりはわずかに背が低いものの、H3ロケットとしては最大級といえる。見慣れた22Sに比べると、やはり6mの差は大きく、大型ロケット組立棟(VAB)の扉から姿を現したときには、その大きさに圧倒された。
【動画】タイムラプス動画(30分→30秒)。機体は30分ほどかけ、大型ロケット組立棟(VAB)から第2射点まで移動した
ちなみに、24Lと24Wの違いはフェアリングのみ。24Wのワイドフェアリング(外径5.4m)は、ワイドとはいいつつ、ロングフェアリング(外径5.2m)との差は大きくない。ワイドフェアリングの方は、機体側と直径を合わせるため、第2段との間にアダプタが挿入されているので、もし見分ける必要に迫られたら、そこを見ると良さそうだ。
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