Microsoftが、Microsoft 365の一部プランに付属するOneDriveのストレージ容量を削減することがわかった。同社が更新した公式サポート文書によると、FamilyとPremiumでは、従来の最大6人に各1TBを提供する方式から、全員で2TBを共有する方式に変更する。
6人で利用する場合、合計容量は最大6TBから2TBへと3分の1に縮小する。新規契約者には2026年10月から、既存契約者には2027年の契約更新時から順次適用される。
Microsoft 365のOneDrive容量、最大6TBから2TBに縮小
従来のMicrosoft 365 FamilyとPremiumでは、最大6人がそれぞれ1TBのストレージを利用できた。6人で使う場合、合計容量は最大6TBとなる。新しい仕組みでは、契約者本人と追加メンバー最大5人が、合計2TBの共有ストレージを利用する。6人分の容量を合算した従来の最大値と比較すると、利用可能な容量は4TB減り、3分の1になる。
Microsoftは、この変更をストレージの仕組みの簡素化として説明している。従来の個人別の容量割り当てから、契約メンバーが共通の容量枠を利用する方式に変更する。1人当たり1TBの上限がなくなり、共有容量の範囲内であれば、1人で1TBを超えるストレージを利用できる。
更新されたサポート文書によると、Microsoft 365 Proでは5TBの共有ストレージが提供される。また、契約メンバーが追加購入したストレージは共有枠に加算され、条件を満たす家族メンバーに付与される無料ストレージ分も共有枠に含まれる。
なお、容量の共有とファイルの共有は別の仕組みとなる。Microsoftによると、共有ストレージに移行しても各メンバーのファイルや写真、文書は非公開のまま維持され、本人が明示的に共有しない限り、他のメンバーがアクセスすることはできない。
OneDriveの容量変更はいつから? 既存契約者への適用時期
Microsoftが公開した「Microsoft 365 ストレージへの変更」によると、既存のMicrosoft 365 FamilyとPremium契約者への適用時期は、原則として2027年5月2日以降に迎える最初の契約更新時となる。ただし、それより前に対象となるプラン変更があれば、適用時期が早まる場合がある。なお、Microsoftの別の公式サポート文書では、2027年4月1日以降の契約更新時と記載されており、適用時期の案内に食い違いがある。
一方、新規契約者や対象プランへのアップグレードについては、2026年10月8日から新しい容量構成が適用される。
各プランの容量は、Microsoft 365 Basicが100GB、Personalが1TBで、いずれも契約者本人が利用する。FamilyとPremiumは最大6人で共有する2TB、Proは最大6人で共有する5TBとなる。