Windows Centralは2026年9月26日(現地時間)、「Microsoft doesn't think Surface needs to compete with MacBook Neo: "We do not have to play in every field"|Windows Central」において、Microsoftが低価格帯のSurface PCを2026年中に投入しない可能性を報じた。

これはWindows Centralの記者がSurface部門のコーポレートバイスプレジデントを務めるBrett Ostrum氏と直接対話する機会を得て確認した情報だ。記者はMacBook Neoと競争する意向があるのか質問したのに対し、同氏は「あらゆる分野で勝負する必要はない」と述べ、低価格帯Surfaceの投入に慎重な姿勢を示したという。

低価格帯PCはOEMメーカーにまかせる方針

同社はこれまでゲーミングPCを製品化してこなかったが、同氏はその理由として「OEMメーカーがその分野で十分に成功しているから」と述べた。

つまり、Windows搭載PCはOEMメーカーによって顧客のニーズが満たされており、あえてMicrosoftが参入する必要はないとの主張だ。低価格帯PCについても同じ考えを示し、しばらく新製品を投入していない理由を「より低価格なデバイスの提供は、OEMメーカーにその分野での活躍を任せることにした」と説明した。

一方で、報道関係者、販売店、パートナーから低価格帯PCに参入すべきとの意見が寄せられていることを明らかにした。この要望について同氏は、意見を考慮し、いくつかの選択肢を検討するとしながらも、「あらゆる分野で勝負する必要はない」と述べた。

Surfaceはプレミアム路線へ

Microsoftは過去に、600ドルを下回るSurface GoやSurface Laptop Goを出荷していた。Windows Centralは、当時は部品不足による価格上昇が起きる前であり、Surface部門の経営体制も現在とは異なっていたと指摘している。現在のSurfaceはプレミアム製品群に軸足を置いたラインアップとなっている。

Windows Centralによると、現在のMicrosoftはSurface PCの価格帯を「エントリープレミアム」、「プレミアム」、「ウルトラプレミアム」の3つに分類して取り扱っているとのこと。エントリープレミアムは最も手頃な価格帯との位置付けだが、該当するSurface PCはいずれも1000ドル以上からとなる。

10月7日には新しいSurface Laptop Ultraについて詳しい情報が示される予定だ。ハイエンドモデル中心のSurface製品を整え、当面は低価格帯を避ける姿勢を示している。

  • Surface Laptop Ultra 出典:Microsoft

    Surface Laptop Ultra 出典:Microsoft