
当社は有名店の味をオフィスの「社食」として届けるサービスを展開しています。大手企業を中心に導入が進んでおり、お問い合わせも殺到しています。お陰様で導入まで数カ月単位でお待ちいただいている状態です。
まずは都心のオフィス街であれば、どのビルにも『みんなの社食』が入っているのが当たり前の状態を目指しています。
そして有名店のメニューを日替わりのビュッフェ形式で提供することが中期的な目標です。デベロッパーなどと連携して、1社では社食を設けることが難しい中小企業なども利用できる「職域食堂」をつくりたいと考えています。
私たちは外食事業をIP(知的財産)と捉えており、海外に輸出する有力な武器と考えています。日本の外食ブランドの海外展開支援の他、『みんなの社食』のビジネスモデルの海外輸出も手掛けたいと思っています。
私の転機はいくつかありますが、プライベートでは高校3年生の時の父との再会です。両親は私が5歳の時に離婚しました。特に高校時代は真面目な学生とは程遠く、ダンスに夢中で、勉強そっちのけの遊び盛りの日々を送っていました。
私は母と暮らしていたのですが、再婚した相手との折り合いも悪く家出をし、そこで父と再会します。既に父は再婚し、新たな家庭を築いておりましたが、私の生活費のサポートなどを全面的に申し出てくれました。
それだけでなく父は商社マンとしての自身の経験から、人生において大事なこととして「自分の損になる選択だけはするな」、「安楽の欲求よりも充実の欲求を大事に生きろ」という2つを教えてくれたのです。そして「将来、大人になった時に社会に恩返しできる人間になって欲しい」と言われたことは、今の私が進める事業の軸と重なっています。
当初は起業志向ではありませんでしたが、26歳の時、当時の妻が商社のベンチャーキャピタル(VC)の仕事でイスラエルに赴任することになり、私のキャリアを一時中断して専業主夫として支えることにしました。
この時、常に危機と隣り合わせのイスラエルでの生活で価値観が変わったこと、自分の今後のキャリアについて深く悩み、考えたことから「自分は会社員としてよりも起業する方が良いのではないか」とマインドチェンジに至ったことが、起業家への道につながりました。これはビジネス上の転機です。
単にお金を稼ぐのではなく社会に貢献し、事業に関わる全ての人のためになる「全方よし」の仕事をしていきます。
イスラエル在住時代の齋藤さん
