Windows Latestは6月26日(現地時間)、「Microsoft admits Windows 11's slow shutdown is a bug, plus blank taskbar icons in a new update」において、Windows 11のシャットダウンの遅さが不具合によるものだとMicrosoftが認めたと報じた。
サードパーティ製ソフトウェアやハードウェアが原因ではなく、Windows 11のバグが原因だったという。
更新プログラムの確認がシャットダウンを遅らせていた
Microsoftは6月23日、Windows 11バージョン25H2および24H2向けのプレビュー更新プログラム「KB5095093」のリリースアナウンスにおいて次のように述べ、シャットダウン速度を改善したと発表した。
「PCの電源をオフにする際、バックグラウンドインテリジェント転送サービス(BITS: Background Intelligent Transfer Service)のシャットダウンにかかる時間が短縮されます」
つまり、シャットダウン時に実行中だったBITSの処理が完了するまで待機していたことが、シャットダウンの遅さにつながっていたとみられる。更新プロセスを新たに起動していたわけではないようだが、実行中のBITSの完了を待機したことで長時間待たされるケースがあったとみられる。
KB5095093およびこれ以降の更新プログラムをインストールすると、この動作が短縮される。しかしながら、強制的なプロセスの停止ではなく「短縮」のため、シャットダウンの高速化は一定程度にとどまると予想されている。
タスクバーやOneDriveなども改善
KB5095093には前述の不具合の他に、次の不具合の修正も含まれる。
- タスクバーのアプリアイコンが空白(透明)になる不具合を軽減した。この不具合に遭遇すると、ライトモードでは灰色、ダークモードでは黒色のプレースホルダーが表示される
- OneDriveのファイル同期中にエクスプローラーの「ホーム」を開く速度を改善した
- デスクトップ間の切り替え時のパフォーマンスを向上した
- スタートメニューおよびロック画面のアクリルぼかし効果を改善した
これら不具合の修正は、すべて段階的な展開の対象。更新プログラムをインストールしても、速やかに修正されるわけではない。これは不具合の深刻度が重大ではないと評価されたことが理由とみられる。
